アメリカの思想
今日借りた本ーシェリル・ミサック『真理・政治・道徳性~プラグマティズムと熟考』令和4年12月11日(日) Cheryl Misak, "Truth, Politics, Morality~Pragmatism and deliberation" Routledge, 2000 伊藤邦武氏の『プラグマティズム入門』(ちくま新書1165…
今日買った本 ー佐伯啓思氏『経済学の方法』& 布袋バンドスコア&『富岡鉄斎 大田垣蓮月』令和4年8月7日(日)酷暑 月一のお出かけでした。 今日買った本 『富岡鉄斎 大田垣蓮月』(新学社、2007年) 近代浪漫派文庫。保田與重郎の文庫本シリーズが出てい…
Obituaryーご冥福をお祈りいたします。令和4年5月10日(火) 訳あって、夜に朝刊を読んでいたら、国際政治学者の中山俊宏氏がくも膜下出血により、亡くなられたという記事が載っていた。 中山氏はテレビのコメンテーターもやっていたが、マイケル・イグナテ…
エエカゲン派の数学史ー森毅氏『森毅の学問のススメ』ー令和三年十一月二十二日(月)雨 エエカゲン派の数学史ー森毅氏『森毅の学問のススメ』ー令和三年十一月二十二日(月)雨 『森毅の学問のススメ』(筑摩文庫、1994年。原著は1985年刊行) ルネサンスあ…
日本のために日本だけを見ていてはいけないー副島隆彦氏『アメリカ騒乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』(ビジネス社、2021年) 副島隆彦氏の本を買ったのは久しぶりだ。私は、毀誉褒貶があっても副島氏の「覇権」系の本には学ぶ点があると考えている…
『<仏教3.0>を哲学する』を読書中ですー令和二年十二月三十日(水) 藤田一照・永井均・山下良道氏らの鼎談本『<仏教3.0>を哲学する』(春秋社、2016年)を読み進めています。 マインドフルネスなどが有名になって、前々から気になってはいた。でも、強…
「渋い声」か、それとも「老人の読経」かそれが問題だーボブ・ディラン『ラフ&ロウディ・ウェイズ』ー令和二年七月十八日(土) 昔、聴いていた洋楽のアーティストを久しぶりに購入することはないだろうか? 去年は、アリス・イン・チェインズの『レーニア・…
エズラ・パウンド、ダンヌンツィオ、三島由紀夫ー断捨離の後悔、筒井康隆氏『ダンヌンツィオに夢中』の場合ー令和二年七月十二日(日)) 人生の節目、節目に本の断捨離を行って来たことは、以前に書きました。 関連記事:カテゴリー「断捨離」を参照してい…
子規の散種ーリチャード・ライトについて ( 『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の記事より)-令和二年七月四日(土) 前回、正岡子規の弟子であり、「慢性憂国患者」であった五百木良三(瓢亭)について書かれた松本健一氏の著作を紹介した。五百…
紹介ー池内恵氏著「約束の地と堕落した女ーアラブ知識人の見たアメリカ」-令和2年3月14日(土) 明治以降の日本の思想を考えるときに、無視出来ない文化圏がイスラムである。 大学・大学院時代の私の念頭に常にあったのは、なぜ日本の大学(例えば法学部)…
デルモア・シュワルツって誰? 令和元年3月7日(土)晴れ スパイクリーの『ブラック・クランズマン』を観て、もう少し様々なラインナップでアフリカ系アメリカ人のことを見たいと思い副島隆彦氏の『現代メリカ政治思想の大研究』の第8章の「黒人イスラム勢力…
スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』ー令和二年二月二十九日(土)小雨 コロナで外出自粛気味(コロナ感染の「社会的コスト」を含めてのこと。)のこの週末、スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』を観た。映画監督スパイク・リーの作品を…
今回はPhilosophy(哲学)というより法律や安全の話である。 news.nicovideo.jp www.youtube.com(自分は2:56あたりのサウンドが好きだ)。 最近、Youtubeでハードコア系のライブ映像配信"hate5six"をよく見ている。 このチャンネルで、ハードコアバンド"Ve…
FreeStyle Philosophy 4 Twitching TonguesのPV 令和二年二月十一日(日)晴れ FreeStyle Philosophyが無用と言うのなら、こういうPVは何なんだ。 黙って見ていろというのか。 何故、アメリカの国旗カラーを身にまとった男が、切腹し、ボーカルが介錯するの…
「方法としての中国」を読むー令和元年1月4日(土) 「方法としての中国」を読むー令和元年1月4日(土) 日経(2020年1月5日朝刊)の一面「逆境の資本主義ー4-」 「方法としての中国」を読む(溝口雄三氏の『方法としての中国』東京大学出版会、1989年…
歴史哲学こそ私の課題だー国際シンポジウム「米中関係と日本~超大国対立の行方」ー令和元年11月23日(土) 今日は風邪気味でジムには行かないから、TOEICの勉強や部屋の整理をしたいと思う。 令和元年11月18日(月)に大阪で開催された国際シンポジウム「米…
Lil Peepの"Awful Thing" Lil Peepについて知ったのは、タワーレコードでのことだ。きかっけは、そういうものだったが、自分なりに内面化していると信じているので書いてみたい。 Lil Peepは、XXXTentacionとともに「エモラップ」などと呼ばれる。 内面的な…
思い切って冒険しなければ、自分の可能性に気が付かないまま人生を終えるーウィリアム・H・マクレイヴン『1日1つ、なしとげる!-米海軍特殊部隊SEALsの教え』(講談社、2017年)令和元年10月12日(土)台風 「人生は戦いであり、失敗の可能性は常にあるが、…
「人生はサーカスの連続」ーウィリアム・H・マクレイヴン『1日1つ、なしとげる!-米海軍特殊部隊SEALsの教え』(講談社、2017年)令和元年9月10日(火) 「人生は不公平であり、何度も失敗するけれど、リスクを恐れず、本当に辛く苦しいときこそ前に進み、…
「みんなワルで、みんなタフだ。だが賢い奴はどれだけいる?」:KRS-ONEの発言についてー令和元年7月7日(日) Everybody's bad, everybody's tough But how many people are intelligent enough (KRS-ONE, "2nd Quarter--Free Throws" from the album "I G…
最近買った本からー令和元年7月6日(土)くもり Norman Podhoretz"MAKING IT", Nishibe Susumu"Revolt against Mass" book. いまジョージ・ナッシュの『1945年以降のアメリカにおける保守思想運動』を主として電車の中で読んでいるから、その中にハイエク、…
DEAD KENNEDYSについてー令和元年6月29日(土) Here's my "DEAD KENNEDYS collection". I bought these items when I was teenager in Japan. 14歳の頃から、ギターを始め、STEVIE WONDER,ROLLING STONES,SEX PISTOLSなどを聴き始めた。その頃はまだ、LUN…
GEORGE H.NASH "THE CONSERVATIVE INTELLECTUAL MOVEMENT IN AMERICA SINCE 1945"(ISI BOOKS,1976. reprint 2017)②ー令和元年6月27日(木) ほぼ電車の中だけで、100頁あたりまで読んでいる。 2.大衆への反逆(The Revolt Against the Masses)p.33- この…
ALICE IN CHAINSのことー令和元年6月27日(木) Alice In Chains - The Rooster 最近、ALICE IN CHAINSのこの曲が気になる。 たまたま寝る前にYoutubeを見ていたら、"rooster"というこの曲が表示されたから、聴いた。 もちろんALICE IN CHAINS自体は、14,15…
ジョージ・H・ナッシュ『1945年以降のアメリカにおける保守思想運動』(ISI BOOKS,1976. reprint 2017)についてー令和元年6月19日(水) GEORGE H.NASH "THE CONSERVATIVE INTELLECTUAL MOVEMENT IN AMERICA SINCE 1945"(ISI BOOKS,1976. reprint 2017))…
エピタフのチラシ&C言語12・13回目ー令和元年6月15日(土)雨 C言語12・13回目。コンパイルの事など学んで、一通りの学習を終えた。 習う前は、組み込みエンジニアの初心者レベルぐらいにはいくのかと思っていたが、自力で問題演習を解くのが難しく、とても…
C言語9回目&大学図書館ー令和元年5月25日(土)、26日(日)晴れ C言語9回目&大学図書館ー令和元年5月25日(土)、26日(日)晴れ <本日購入した本> 岡崎久彦・北岡伸一・坂本多加雄『日本人の歴史観ー黒船来航から集団的自衛権まで』(文春新書1043、20…
ブラック・ムスリム運動の指導者ルイス・ファラカーン氏、Facebookのアカウント停止ー令和元年5月4日(土)晴れ 今朝の日経(3面総合欄2)を読んでいたら、フェイスブックが「過激主義者」を排除という記事が目に着いた。 日経(外部リンク):https://www.n…
映画『ゼロ・ダーク・サーティー』や『ネイビー・シールズ:チーム6』など、アメリカの特殊部隊が、オサマ・ビン・ラディンを殺害するまでを追った映画を見た。 『ゼロ・ダーク・サーティー』は、数年前。『ネイビー・シールズ:チーム6』は、最近見た。 …
(つづき) *本記事は、中西輝政氏『アメリカ帝国衰亡論・序説』を架空のインタビュー形式に直して紹介しております。(強調・赤字など紹介者による) ー今回は、日本人にとってアメリカがどういう国かを論じる訳ですが・・・。 著者:私は日本人がアメリカ人…