Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

2021-01-01から1年間の記事一覧

How I feel now - Today's Lyrics by Yohei----- 2021.12.25

How I feel - Today's Lyrics by Yohei----- 2021.12.25 Inspired by Ramones. After listening this song www.youtube.com How I feel now by Yohei You are making fun of my job, but you don't even know this song. You are making fun of my earnings,…

正法眼蔵の参考書についてー西谷啓治著作集よりー令和三年十二月十七日(金)雨のちくもり

正法眼蔵の参考書についてー西谷啓治著作集よりー令和三年十二月十七日(金)雨のちくもり 前回、正法眼蔵を読んでいないのに、死んでいくのかという夢の話をした。 そして、道元から人生論を引き出した本を紹介した。 その後、思い出したのだが、西谷啓治(…

「生きていけない」と悩むのは人間だけー夢の旧作ー令和三年十二月十三日(月)

「生きていけない」と悩むのは人間だけー夢の旧作ー令和三年十二月十三日(月) 「この大自然の中で「生きていけない」といって悩んでいるのは、人間だけだ」 (14「落ちこぼれること」を恐れないー仏道の身心は、風雨水火なり<発菩提心>、境野勝悟『道元…

エエカゲン派の数学史ー森毅氏『森毅の学問のススメ』ー令和三年十一月二十二日(月)雨

エエカゲン派の数学史ー森毅氏『森毅の学問のススメ』ー令和三年十一月二十二日(月)雨 エエカゲン派の数学史ー森毅氏『森毅の学問のススメ』ー令和三年十一月二十二日(月)雨 『森毅の学問のススメ』(筑摩文庫、1994年。原著は1985年刊行) ルネサンスあ…

中島美嘉『雪の華15周年記念ベスト盤 BIBLE』ー令和三年十月二十九日(金)すっかり寒い

中島美嘉『雪の華15周年記念ベスト盤 BIBLE』ー令和三年十月二十九日(金)すっかり寒い 家にいる時間が増えた。だから、音楽を聴きながら過ごしたい。 スマホのストリーミングをブルートゥースでつないでも、1曲ごとに選曲したり、CMが入ったり面倒くさい。…

養老孟司氏『AI支配でヒトは死ぬ』ー本日買ったものー令和三年十月三日(日)夏のような晴れ

養老孟司氏『AI支配でヒトは死ぬ』ー本日買ったものー令和三年十月三日(日)夏のような晴れ 養老孟司氏『AI支配でヒトは死ぬ』 滞事を一掃し、新たなことにも取り組んでいる今日この頃。 朝から動いていました。 さて、先日「表現者クライテリオン」のHPを…

「酔生夢死の生涯をおくるなかれ」ー平田精耕『禅からの発想ー自由自在に生きる』ー令和三年八月二十六日(木)

「酔生夢死の生涯をおくるなかれ」ー平田精耕『禅からの発想ー自由自在に生きる』ー令和三年八月二十六日(木) 「一つの道に、あるいは一つの仕事に阿難のごとく二十年、三十年と打ち込む。そうして苦労に苦労を重ねてこそ初めて一つのことが身につくのです…

三浦雅士氏『身体の零度―何が近代を成立させたか』ー令和三年七月三十一日(土)酷暑

三浦雅士氏『身体の零度―何が近代を成立させたか』ー令和三年七月三十一日(土)酷暑 「古代文化のなかでは、競技がつねに神に捧げられた祝祭の一部をなし、幸をもたらす神聖な儀礼として、不可欠なものとされていた。この祭祀との関連が、現代のスポーツで…

ブログ開設4周年記念 ―これからの方向性、あるいは人生の残骸―令和三年七月二十二日(木)真夏

ブログ開設4周年記念 ―これからの方向性、あるいは人生の残骸―令和三年七月二十二日(木)真夏 神は俺にいつもダサい役割を与える いつもダサい役ばかり こんな人生 あと何年生きるか知らないが、始めたブログも4年経った 過去いろいろ書いたけど 思想性のな…

Yohei論語「全力を出し切れたか」ー令和三年七月十日(土)くもり時々晴れ

Yohei論語「全力を出し切れたか」ー令和三年七月十日(土)くもり時々晴れ 40年以上生きてきた自分の人生の感想としてまとめるYohei論語。 本で得られた知識じゃなく、体得してきた言葉を残して置こうと思う。 「全力を出し切れたか」 人生こうなりたいとい…

『老人Z』の思い出ー令和三年七月四日(日)

『老人Z』の思い出ー令和三年七月四日(日) もうすぐ夏本番である。 私の子供の頃、夏休みと言えば、当時やっていたスポーツと近所で遊ぶ以外には、ゲームの時間とアニメの時間が増えた。 中学生の頃だった。やりきれない日常から逃避したくて、レンタルビ…

読書中ー今野元氏『吉野作造と上杉愼吉ー日独戦争から大正デモクラシーへ』(名古屋大学出版会、2018年)★★★★★

読書中ー今野元氏『吉野作造と上杉愼吉ー日独戦争から大正デモクラシーへ』(名古屋大学出版会、2018年) 「上杉愼吉や穂積八束ら没落した「神権学派」の奇行を冷笑するといった流儀では、日本近代史研究は深まらない」(6頁) 著者の今野氏は、マックス・ウ…

盛り上がっているなと思ったらー令和三年六月十四日(月)晴れ

盛り上がっているなと思ったらー令和三年六月十四日(月)晴れ 思うところがあって、イギリスの時事週刊誌"The Economist"を久しぶりに購入した。時事英語の勉強だ。1,300円ぐらいのものだが、そう生活に余裕があるわけではない。 ネットで買うと大体1~2…

今欲しい本 令和三年五月三十一日(月)

今欲しい本 令和三年五月三十一日(月) 物欲を減らさないといけない。書籍代がない。 そんな自分に日経5月30日の新潮社選書の広告はきつかった。 佐伯啓思『死にかた論』 「七十を過ぎた思想家が、自らのこととして死と向き合った本」だという。呉智英氏と…

詩「宇宙」 令和三年五月二十九日(土)晴れ

詩「宇宙」 令和三年五月二十九日(土)晴れ 宇宙に置いてきた忘れ物 俺はいつかそこに返る 宇宙に憧れた 子供の時から 空と雲 見ていたら 吸い込まれる いつしか日々に埋もれている 空を見たら思い出す 俺はいつかあそこに返る その日が来るまでに 俺はこの…

軍師の心構えー『松翁論語』 令和三年五月二十三日(日)晴れ

軍師の心構えー『松翁論語』 令和三年五月二十三日(日)晴れ 「立派な軍略を立てたら、それを大将に進言して、これを用いさせなければならない。つまり、用いさせる方法にも、軍略と同じだけの価値がある。」(『松翁論語』PHP研究所、2005年、214頁) 子供…

「事上磨錬」ーこれからの目標ー令和3年4月21日(水)晴れ

「事上磨錬」ーこれからの目標ー令和3年4月21日(水)晴れ 「事上磨錬」ーこれからの目標ー令和3年4月21日(水)晴れ 三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」(『行動学入門』文春文庫、1974年所収) 山田準『陽明學講話』明徳出版社、平成九年 まとめ 晴…

「位なきを患へず、立つ所以を患へよ」ー安岡正篤『朝の論語』より 令和三年四月五日(月)

「位なきを患へず、立つ所以を患へよ」ー安岡正篤『朝の論語』より 令和三年四月五日(月) 「子曰く、位なきを患へず。立つ所以を患へよ。己を知らるること莫きを患へず。知らるべきを為すことを求めよ」(『論語』里仁第四) 5年ぶりの苦境に立たされてい…

本物に触れたい ー『男爵山川先生遺稿』 令和三年四月三日(土)くもり

本物に触れたい ー『男爵山川先生遺稿』 令和三年四月三日(土)くもり 本物に触れたい ー『男爵山川先生遺稿』 令和三年四月三日(土)くもり はじめに 「マルクス主義は科学にあらず」 1.科学とは何か 2.天体力学の導入 3.海王星の予言に見る科学の特色 4.…

心胸開拓できていないー令和三年三月二十一日(日)終日雨

心胸開拓できていないー令和三年三月二十一日(日)終日雨 もう寝る前になって言うのも何だが、今日一日何もできなかった。 先週、今週と仕事関連で忙しかったので、心胸開拓や思想系は何も進んでいない。 生きるため、より良い仕事に就くために駆けずり回っ…

紀伊国屋書店 洋書バーゲンに乗り損ねる 令和三年3月13日(土)

紀伊国屋書店 洋書バーゲンに乗り損ねる 令和三年3月13日(土) あれからもう3年も経つのか!? 所用で出かけた帰りに紀伊国屋梅田本店に寄ってみたら、洋書バーゲンがやっているではないか! 緊急事態宣言明けからやっていたのかな?あまり繁華街に出かけるこ…

日本のために日本だけを見ていてはいけないー副島隆彦氏『アメリカ騒乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』(ビジネス社、2021年

日本のために日本だけを見ていてはいけないー副島隆彦氏『アメリカ騒乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』(ビジネス社、2021年) 副島隆彦氏の本を買ったのは久しぶりだ。私は、毀誉褒貶があっても副島氏の「覇権」系の本には学ぶ点があると考えている…

今日のため息ー令和三年二月八日(月)

今日のため息ー令和三年二月八日(月) いいなー あんなものに本気で怒れる人は いいなー 「今の考え」を根拠にできる人は いいなー そんな理念を信じられる人は 俺にはできないそんなことは

Yohei 論語・「結論を知る」ー令和三年一月二十七日(水)

Yohei 論語・「結論を知る」ー令和三年一月二十七日(水) 松下幸之助翁に『松翁論語』あり。人生哲学を語りかける本である。 私も自分の人生経験で得られた言葉をここに記しておきたい。 題して「Yohei 論語」。 「結論を知る」by Yohei 年齢を重ねて気づい…