Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

窒息ー苛立つ人に苛立つー永井均氏『<魂>に対する態度』(勁草書房、1991年)ー令和元年6月12日(水)

窒息ー苛立つ人に苛立つー永井均氏『<魂>に対する態度』(勁草書房、1991年)ー令和元年6月12日(水) 「真なる言説と善なる言説は必然的に一致するという、プラトニズムからその大衆版としてのキリスト教をへて現代のフランクフルト学派にまで通じる「敬…

やはり英語は情報収集には有利ーMuscle and Fitness, May 2019ー令和元年6月6日(木)晴れ

やはり英語は情報収集には有利ーMuscle and Fitness, May 2019ー令和元年6月6日(木)晴れ ただいま。 今日は朝に短いブログを書き、夜にもブログを書きます。 今回は情報収集の話。 英語論には英語社内公用語化論とその反対論、早期教育とその反対論、英語…

「超ド級」についてー令和元年5月28日(火)雨

「超ド級」についてー令和元年5月28日(火)雨 呉智英氏には政治評論やマンガ評論以外にも、言葉に関するエッセイが数冊ある。その中の一冊に『ロゴスの名はロゴス』(双葉文庫、2001年)がある。言葉や事象そのものへの興味の他に、「言葉の乱れ」なるもの…

C言語9回目&シンクタンク&大学図書館ー令和元年5月25日(土)、26日(日)晴れ

C言語9回目&大学図書館ー令和元年5月25日(土)、26日(日)晴れ C言語9回目&大学図書館ー令和元年5月25日(土)、26日(日)晴れ <本日購入した本> 岡崎久彦・北岡伸一・坂本多加雄『日本人の歴史観ー黒船来航から集団的自衛権まで』(文春新書1043、20…

再Check!坪内祐三氏の仕事部屋ー『鳩よ!』2001年12月号

再チェック!坪内祐三氏の仕事部屋ー『鳩よ!』2001年12月号 1年前の記事で、もう処分すると書いたのだが、処分用段ボール箱の中に眠っていて、結局処分していなかった。 この号は大変貴重な号なのかも知れない。ネットに何か情報がないかと見ていたら、この…

不機嫌な週末ー鏑木本&C言語学習⑧などー令和元年5月18日(土)晴れ

不機嫌な週末ー鏑木本&C言語学習⑧などー令和元年5月18日(土)晴れ 不機嫌な週末ー鏑木本&C言語学習⑧などー令和元年5月18日(土)晴れ <本日購入した本> 鏑木毅『プロトレイルランナーに学ぶ やり遂げる技術』(実務教育出版、2018年) 名作映画完全セ…

スペイン語を学びたい&C言語7回目ー令和元年5月11日(土)

スペイン語を学びたい&C言語7回目ー令和元年5月11日(土) 引き継ぎで消耗したこの1週間。視力がまた悪くなったのではないかと心配だ。そして、何も予習できず、C言語学習7回目に突入。予習していかないと難しい。 <本日の学習> 関数。エクセルにも関数…

我が貧弱な読書経験、蔵書環境を嘆くー佐和隆光氏の『経済学のすすめー人文知と批判精神の復権』ー令和元年5月3日(金)晴れ

我が貧弱な読書経験、蔵書環境を嘆くー令和元年5月3日(金)晴れ いま何冊か平行して本を読んでいる。佐和隆光氏の『経済学のすすめー人文知と批判精神の復権』(岩波新書、)について扱っているテーマ(STEM教育への違和感、大学教育の実学化を提唱す…

私の前提ー令和元年5月1日(水)

私の前提ー令和元年5月1日(水) 令和元年。おめでとうございます。 これからも少しずつ記事を書いていきます。よろしければ、どうぞ。 今年のGWは10連休をいただきました。これまではサービス業だったので、GW中もシフト勤務で、世の中を恨んでました。…

大石久和・藤井聡編『歴史の謎はインフラで解けるー教養としての土木学』(産経新聞出版、平成30年)

大石久和・藤井聡編『歴史の謎はインフラで解けるー教養としての土木学』(産経新聞出版、平成30年) 中国の古典『淮南子』(えなんじ)に土木の本義を確認し、ローマの歴史からインフラ(「インフラストラクチャー」の略で、経済活動の基礎となる道路、鉄道…

四天王寺の古本祭り&C言語学習⑤+購入した本などー平成31年4月28日(土)

四天王寺の古本祭り&C言語学習⑤+購入した本などー平成31年4月28日(土) 四天王寺の古本祭り&C言語学習⑤+購入した本などー平成31年4月28日(土) 四天王寺の古本祭り あべの・キューズモール <本日購入した本> ●仕事関連 中島明日香『サイバー攻撃』(…

人生、戦争、科学、ビジネス、都市、政治など、知的好奇心にあふれた本ーデイヴィッド・ボダニス著『電気革命ーモールス、ファラデー、チューリング』(新潮文庫、平成二十八年)

人生、戦争、科学、ビジネス、都市、政治など新たなスイッチを押してくれる本ーデイヴィッド・ボダニス著『電気革命ーモールス、ファラデー、チューリング』(新潮文庫、平成二十八年) 残業、カゼ、C言語の予習、日用品の買い物などで忙しかった今週の前半…

C言語学習 第2&3回目 今日買った本など 平成31年3月30日(土)

C言語学習 第2&3回目 今日買った本など 平成31年3月30日(土) C言語学習 第2&3回目。やはりスクールに通う方が、学習が進みますね。 20年間進まなかった学習が少しずつですが、進んでおります。 <学習した内容> ・変数:変数というのは、ハードウェ…

松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社)

松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) 松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) 松浦光修氏のこと 松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) はじめに 第一章 「維新の大業」を消そうとしているのは誰か…

コンメンタール② 外山恒一氏『良いテロリストのための教科書』(青林堂、平成29年)、明治思想史における右翼と左翼の源流について。

新年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 新年の挨拶のあとにする話しだと思えないのですが、今回も前回に引き続き、外山恒一氏の本の中で見た文章について、知っていることを述べたいと思います。 第二回は、 「日本の…

翻訳者への道は険しいー山岡洋一氏『翻訳とは何かー職業としての翻訳』(日外アソシエーツ)★★★★★

翻訳者 苦労多く、報われることが少ないー山岡洋一氏『翻訳とは何かー職業としての翻訳』(日外アソシエーツ)★★★★★ 翻訳者 苦労多く、報われることが少ないー山岡洋一氏『翻訳とは何かー職業としての翻訳』(日外アソシエーツ)★★★★★ 翻訳とは何か 職業とし…

大人になった今読むー渋沢栄一『論語と算盤』(角川文庫、平成20年)★★★★★

大人になった今読むー渋沢栄一『論語と算盤』(角川文庫、平成20年)★★★★★ 「仮令自分はモット大きなことをする人間だと自信していても、その大きなことは片々たる小さなことの集積したものであるからどんな場合も軽蔑することなく、勤勉に忠実に誠意を籠め…

週5日・早朝トレーニングを推奨!ー宮田和幸氏『「一流の身体」のつくり方』

週5日・早朝トレーニングを推奨!ー宮田和幸氏『「一流の身体」のつくり方』(CCCメディアハウス、2018年) 6歳から柔道を、10歳からはレスリングを始め、シドニー・オリンピックに出場経験のある総合格闘家・宮田和幸氏が書いた一般人向けの身体トレーニン…

高度情報社会は高度な科学社会ー竹内薫氏「『ネイチャー』を英語で読みこなす」(講談社ブルーバックス、2014年)

高度情報社会は高度な科学社会ー竹内薫氏「『ネイチャー』を英語で読みこなす」 数年前に手に入れた本を再読。 HIVの非加熱製剤や狂牛病の際にも、科学誌『ネイチャー』は我が国の公衆衛生行政に対して問題を指摘し続けていたのに、関係官庁が分かっていなか…

転職準備ー平成30年10月5日(金)

転職の準備をするために、休日を利用して、百貨店などを回ってきました。 いまの職場はスーツ着用ではないため、スーツに加え、バッグなど、年齢にふさわしい服装や道具を揃える必要がある。 少しお金がかかりますが、これまで働いていた分で賄います。 この…

TOEIC SWテスト 初受験 -平成30年8月5日(日)

TOEIC SWテスト 初受験 TOEIC SWテスト 初受験 受験動機 会場 準備 試験開始 テストについて スピーキング(20分) ライティング(60分) 全体の感想 おわりに 本日購入した本 受験動機 今年の目標の1つに、TOEIC SWテストの受験を挙げていた。無目的に4技能…

坪内祐三氏の仕事部屋ー『鳩よ!』2001年12月号

マガジンハウスから出ていた文芸系の雑誌に『鳩よ!』というものがあった。 購読していた訳ではなかったが、坪内祐三氏の仕事部屋の写真がいくつも掲載されていたので、購入し、手元に置いていた。坪内氏については、最初呉氏との対談や、福田恆存氏について…

古書市もやめるー日経(2018年5月2日)

日経の夕刊のコラム「あすへの話題」に佐藤卓己氏が連載している。 佐藤氏は、大学教授の肩書を持つ学者である。 「古書市のセレンディピティ」と題されたコラムで佐藤氏は言う。 「昨日、京都市勧業館「みやこめっせ」で「春の古書大即売会」に出かけてきた…

ブックオフに本を売った結果ー出張買取ー

今週ブックオフの出張買取を利用した。 これまでは家に来られるのが嫌だったから、利用しなかったが、大量の本を処分するのだから、買い取りに来てもらった方が、時間も労力もガソリン代も得。特に時間が節約できることは、うれしい。 段ボール箱4箱に箱詰め…

捨てても捨てても本がある!

人生の半分をもう過ぎました。 これまでの自分とおさらばするために、ほとんどの本を捨てる作業をしています。 でも、捨てても捨てても本がある! 目算で400~500冊は捨てたと思います。7分の1ぐらいは捨てた思います。 一部は、ブックオフに売りました。73…

久しぶりに母校の大学図書館へ

久しぶりに、母校の大学図書館に行ってきました。 新入生歓迎シーズン。サークルのブースが出展されたり、図書館前でバンドの演奏があったりして楽しそう。 卒業してからも、折を見て、ここには来ていたが、前回から1年以上経っている。 家庭、仕事、時間、…

VIVA!紀伊国屋・洋書バーゲン!①

たまたま紀伊国屋梅田本店を歩いていたら、洋書のバーゲンセールがやっていた。 幸い二度も足を運ぶことができたので、手に入れた洋書のことを書きたい。 1回目 普段洋書コーナーに、あまり人はいないが、特設会場には結構人がいた。なぜだろう? Roger Penr…