たまたま紀伊国屋梅田本店を歩いていたら、洋書のバーゲンセールがやっていた。
幸い二度も足を運ぶことができたので、手に入れた洋書のことを書きたい。
1回目
普段洋書コーナーに、あまり人はいないが、特設会場には結構人がいた。なぜだろう?
Roger Penrose, "FASHION FAITH and FANRASY in the New Physics of the Universe"(Princeton):
Amazonでペーパーバックが2000円ぐらい⇒紀伊国屋700円
*イギリスの数理物理学者ロジャー・ペンロースの本。ペンローズの名前は、たしか竹内薫氏によって知ったと思う。小さいころに『皇帝の新しい心』を図書館で借りたが、読めず、最近ビジネスの世界でAIがブームだから、もう一度このタイミングで"Emperor's New Mind"(Oxford)も手に入れたが、読めず、自分の実力不足を痛感する。数理物理学は全くだめなのねー。情けないねー。恥ずかしいねー。穴があったら入りたいねー。でも!いつか読んでやる。えっ?これが700円!少しヤブレがあったが、大したことない。でも、字が小さい。
Richard Dawkins.ed, "The Oxford Book of MODERN SCIENCE WRITING"(Oxford):
Amazon1700円ぐらい⇒紀伊国屋700円
*「オックスフォード・ランドマーク・サイエンス」シリーズの一冊。フランシス・クリック、ジョン・メイナード・スミス、スティーブン・ピンカー、レイチェル・カーソン、エドワード・ウィルソン、フリーマン・ダイソン、アルバート、アインンシュタイン、カール・セーガン、リチャード・ファインマンなど、様々な科学者のアンソロジー。えっ!これが700円でいいの?
Fyodor Dostoyefsky, "Crime and Punishment"(Penguin Classics):Amazon1200円ぐらい⇒紀伊国屋400円
*ドストエフスキー『罪と罰』の英語版。いつか外国人と英語で論じるために購入。そんな日は来ないだろうが・・・。ロシア語で読めるようになりたいが、この人生では無理だろうか?でも、ロシア語で読んでみたい。夢だけはもっておこうと思う。
Lynda Gratton, Andrew Scott, "The 100 Year Life"(BLOOMSBURY):
Amazon 1700円ぐらい⇒400円台だったと思う。
*リンダ・グラットンらの『ライフ・シフト』の原書だと理解して買いました(あってる?)。いますぐには読まないが、必要になったらすぐ読むために。薄手の文庫より安かった。もし翻訳家になったとき、「こんなものも読んでないのー?」と嫌味を言われたら即読むつもり。とはいえ、 100年生きる前に、私はのたれ死んでいるだろうが・・・。
タイトルや値段を見てもらえば、いかにお得な買い物だったか、分かってもらえると思う。
ところが!
帰りの電車の棚に、紙袋ごと忘れてきてしまった!ぐえー!
帰宅してからもすぐに気付かずに(それぐらい気ぜわしない毎日です)、夜に気がついた。
早速、鉄道会社の忘れもの係りに電話。往復交通費3000円ぐらいの駅まで運ばれていた。
宅配を依頼し、結局着払いで1300円ぐらい郵送費を支払った。
ついてない日々。呪われてるなー。古代を勉強しないと(笑)。
みなさんも忘れものには気をつけてください。
特に慣れないものを購入したときなど!