お金があるところに、文化的なものも集まってくるのかして、日経には企業の経済事情だけでなく、文化的に興味深い時がある。
そんな記事というか全面広告(26・27面)が「オマーン・スルタン国特集」である。
広告は経済を石油などの地下資源だけに頼るのではなく、多様化していこうとするオマーンに投資を呼び込もうとするものである。
特に興味を惹かれたのは、リード文にあった以下の2点だ。
「日本とオマーンの友好関係は、約400年前、日本から2人の商人がオマーンを訪問したことから始まる。」
「1935年には、国王を退位したタイムールが、神戸で日本人女性と結婚、2人の間に生まれた娘は、現在もオマーン王室の一員だ。」
後者については、ネットでもいくつか触れられている。またTV番組やルポタージュのようなものがあるようだ。
それにしても戦前の日本の神戸。康有為も神戸に住んでいたことがあるのを思い出した。戦前のアジアっておもしろいよね。
日々の仕事(作業?)に追われていても、たまに面白い記事(広告)があるもんだ。
外部リンク:康有為、梁啓超と神戸須磨関係地図 | 神戶華僑歷史博物館