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書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

神・国・家族ー映画『アメリカン・スナイパー』を観てー令和元年7月27(土)

神・国・家族ー映画『アメリカン・スナイパー』を観てー令和元年7月27(土)God, Family and Country,  After "American Sniper".

 

1.概要

映画アメリカン・スナイパーを観た。
わずか38年の人生で、家族、国、世界史に重要な足跡を残していったクリス・カイルの人生を描いた映画
である。監督はクリント・イーストウッド

 

狙撃手として、イラク戦争の戦場に立ち、戦闘任務の残酷さ、仲間の死、家族とのすれ違いなど数々の苦しみを背負ってきた。
 
同じ苦しみを分かち合おうと、退役軍人を支援する組織を立ち上げ、仲間たちを支援してきた。
戦場で賞金を懸けられて命を狙われる。私なら耐えられない。
シールズの訓練だけでも耐えがたいものなのに、彼は神・国・家族を大切に思い生き抜いた。イラクの戦闘でクリスに助けられたという元兵士に地元でばったり会うこともある。たったいくつか年上の人物が残してきた足跡に感じ入る。

戦場と家庭の往復。めまいのしそうな人生を大きなものに貢献して生きてきた。
クリスの死を嘆く人々の実際の追悼シーンで終わる。9・11以後のアメリカの苦悩をあらわす人物をクリントイーストウッドが描いた一作。
アメリカは今もこのような人物を生み出し続けている。

 

 

 2.映像リンク

 


Chris Kyle The 200 Mile Tribute for a True American Hero. HD


"American Sniper" Chris Kyle Interview - CONAN on TBS

 


Chris Kyle's Widow Remembers The "Real" American Sniper | People

 

3.さらなる感想および課題(令和元年7月28日)My impression & theme 

一晩経っても、感動が続いている。

This movie makes a deep impression on me, even one night passed.

アメリカの戦争映画を見て思うのは、アメリカの特殊部隊の兵士は、どうしてこんなにすごいのか?彼らの精神的源泉は何なのか?

Why American soliders, especially sepcial forces  are so strong and tough?

What's the source of their mental atitude?

 

最近とみに思うのは、大東亜戦争にしても、日本=精神力、アメリカ=物量という図式で、アメリカの圧倒的な物量の前に、敗れ去ったみたいな図式が私の中にずっとあった点についてだ。さらに合理的な思考もアメリカの方が勝っていたという考えもそれに付け加えられる。例えば、オペレーションズ・リサーチなどの作戦計画行動や兵站など補給線もそうである。暗号戦もそうである。

 

精神的なものは日本の方が勝っていたけど、物質的なものはアメリカの方が勝っていた。だから、日本は負けたと考えていた。だが本当にそうなのだろうか。

 

合理性や物量よりもっと深いところに精神性の問題があったのではないか。

 

昔の日本人は別として、現在の自分やこれまで一緒に育ってきた日本人を省みて、アメリカのネイビーシールズのような人間はいるか?私なら30分の訓練にも耐えられない自信がある。ましてやファルージャのようなイラク戦争最大の市街地戦と呼ばれる戦に参加などできない。それを現代にも行っているのである。

 

映画で葬式のシーンがある。家族を喪うつらさ、苦しさは分かる。

 

これを乗り越えてもなお現在進行形でアメリカは「アメリカのヒーロー」を生み出し続けている。経済的徴兵だけで説明がつくのだろうか。

 

一体彼らの精神を支える源泉とは、何なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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