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書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。

SxOxB(ボーカル)追悼ライブの頃ー令和元年9月13日(金)

SxOxB追悼(ボーカル)ライブの頃ー令和元年9月13日(金)

 

手帳についている年齢早見表を見ながら、自分の人生を一年一年振り返る。

愚かな人生の後始末。どこでこうなったのだろうかと自責の念を込めて振り返る。

 

1995年。当時、ミュージシャンになりたかった私。いや実際夢などなく、生きていく希望などなかった。音楽だけが日常から解放してくれた。ライブの情報などはメガロック802や音楽雑誌クロスビート、チケットぴあから仕入れていたと思う。

 

 SxOxBは、日本のハードコアバンドだ。

当時アメリカ村にあったタワーレコードで、購入した。

 あの頃のアメリカ村はおしゃれな町だった。

 

自分はNIRVANAALICE IN CHAINSが好きだったのだが、ギターをやっていた関係で、こういうものも聴いていた。内なる衝動を激しい音楽にぶつけて行きたかったのである。

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SOBのアルバム"VICIOUS WORLD"

 

さて、場所は大阪南港にあったライブハウス・ベイサイドジェニー。

ポスターには11月24日(金)とあるから、もう寒かっただろう。入口で並んでいると、モヒカンの人がいたりして、驚いた。まだ私は小さかったから。

 

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その当時のポスターを、いまも捨てられずに持っている。

目当てはBOREDOMSやDJのBRYAN BURTON-LEWISであった。

BOREDOMSは、フロントマンのヤマツカ・アイ氏が、体調不良のため参加できず、代わりに(?)ソウルフラワー・ユニオンのメンバーが出ていたと記憶する。ヤマツカ・アイ氏が出られなかったのは残念である。当時の私は彼のことをすごいセンスの持ち主だと思っていたからである。(それから数年後に元ピストルズジョン・ライドンジョニー・ロットンのこと)の来日ツアーもチケットまで買って、中止になったと記憶する。ライブ運がよかったのは、次回記事にしようと思うFOO FIGHTERSの初来日ぐらいだ)

 

OFF MASK00はライブ会場で初めて見て、アメリカ村でCDを購入した。独特の楽曲で、言葉では伝えられない類の音楽であるが、この間の断捨離の際に処分した。この先の人生に関係ないと思ったからである。大きく人生は変わっていくのである。

 

SUPER JUNKEY MONKEYは、当時他のバンドより一般にも知られていたかも知れない。

 

DJブースにいたブライアン氏をこの時初めて見た。まだティーンネージャーのキッズだった私には、かっこよく見えた。

 

SxOxBのボーカルの追悼ライブ。

 

ボーカルの代役は、BRUTAL TRUTHのKEVIN SHARP氏が務めていたのだが、もう記憶も薄い。

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BRUTAL TRUTHのアルバム"EXTREME CONDITONS DEMAND EXTREME RESPONSES"


ライブは5時スタートだったが、長かったので、家路の途中で終電がなくなった。

お金もそんなになかったが、仕方ないので、そこからはタクシーを使った。

 

そのタクシーの運転手は「好きなことをやって生きていった方がいい」と言っていた。会話の中で私がまだ若いと知り、言ってくれたのだ。いまではもう自分があっちの立場になった。身近にタクシーの運転手になった人もいるし。

 

20歳を過ぎてギターも辞めて、音楽を聴くことも辞めた。前半生を捨てた気分だった。その代わり本を読む人生に変わっていったのだ。

 

いまから思うと背伸びをしていたに過ぎなかった。思想傾向や人生に対する考え方もちがっただろう。その後、大きくちがう方向に進んだことはそれでよかったかも知れない。

 

もはや思想やなんかは合わないだろう。というより思想など問われない日常を生きている。でもそれでいい。思想なんて疲れるだけだ。

 

背伸びしていた自分。でも頑張っていた自分。

 

とりとめのない文章だが、紛れもなくこれも自分の生きてきた足跡。

残りの人生を大事に生きていきたい。

 

 そんなことが言えるようになったし、そんなことしか言えなくなった。