Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

ロッテリア & C言語 11回目 令和元年6月8日(土)くもり

ロッテリア & C言語 11回目 令和元年6月8日(土)くもり

 

C言語の学習もあと2回ほど。

 

20歳ぐらいに興味を持って、開発ソフトCodeWarriorや関連書籍(Macの仕様が書かれたInside Macintoshなど含む)を購入し、自己流で始めたのはよかったが、進め方が分からず自然消滅してしまった過去がある。

 

40歳になる前に、積み残した課題を解決したいと思い、スクールに通った。問題演習が難しく、Webデザインを習ったときに較べ、はるかに苦しかった。

 

でも、峠は越したみたい。今日講師の言葉に何故か清々しさを感じた。これから2~3年かけて本格的に身につけていくつもり。

 

昔購入して読めなかった本や『プログラミング言語C』の著者の一人、カーニハンの『プログラミング作法』や『ディジタル作法』などの著作もCベースで書かれているところも多いようだから、細部まで読めるかも知れない。

 

お金を費やしたけど、死ぬまでにやり残したことを一つ終えたと考えたい。20年積み残していた宿題をもうすぐ終える。死んだあとにお金も残らないし、C言語も残らないが、何もしないよりはまし。

 

今日は1冊しか本を買わなかった代わりに、ロッテリアに入り、2セット食べてしまった。ロッテリアは10年ぐらいは入っていなかったと思う。

 

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フィッシュ・バーガー・セット

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ハンバーガー・セット

週末ごとに繁華街に行く生活も、もうすぐ終わり。

またしんみりとした毎日に戻ることになる。

おやすみ。
 

 

 

 

畳上の水練と井の中の蛙ー職場知識を超えてー令和元年6月7日(金)雨

畳上の水練と井の中の蛙ー職場知識を超えてー令和元年6月7日(金)雨

 

私が大学院修了後(というかそれ以上先に進めなかったのだが)、働き始めていつも思うことは、職場には、その職場のことにしか詳しくない人がほとんどだということだ。

 

非正規の私はこの年齢で、新人として職場に行ったことしかない。一度など新卒の人間と間違われたほどだ(笑)。悔しいことだが、生きて行くために仕方がない。

 

職場の先輩は、人生の可能性がなかったから、その職場に長いこといて、ベテランになっている。だからもちろんその職場のことについては詳しい。

 

だが、びっくりするほど普遍的な知識や職場以外で通用する知識を持っている人は少ない。こんな人たちに指示されることは屈辱以外の何ものでもなかったが、生計を立てて行かざるを得ない身。職場の選択の幅も狭く、現在に至っている。

 

日本社会で部活動をやっていた者は就職に強いというイメージがあるのは、理由があると思った。こんなことはこれまでもずっと言われてきたことだが、実際にいくつかの職場を経て、実感を伴ってそう思う。

 

部活の例えで言うなら、私の出会った職場の人は、サッカーならサッカー、バスケならバスケといったスポーツを世界的な観点と日本人としてのプライドなどから捉えているのではなく、ひたすら部活動として捉えている。そんな印象を持つ。

 

スポーツをしにきているのではなく、部活動に習熟することしかしていないのである。もちろん仕事にひたむきなイメージもここから生まれて来るのかも知れないが、よりによってそんなことが嫌いな私にこんな人生を歩ませるとは!

 

かといって、逆にやたらと世界的知性ばかり振りかざす人間にもなりたくない。

 

曲がり間違って、私がビジネスの講師をするとしたら、一番の題目は、職場の知識と普遍的な知識との融合、往復運動をテーマにすると思う。

 

私はやたらと普遍的な知識を振りかざし、社会を批判することは好きではない。だが、いくつかの職場を経て、社会にいる人間はほんとうに職場だけの知識しかなく、普遍的な知に心を開こうとしない人々だと思う。

 

私が研修をするなら、その往復運動をするようなものにしたい。まあ、誰からも依頼はないが。おやすみ。

 

 

やはり英語は情報収集には有利ーMuscle and Fitness, May 2019ー令和元年6月6日(木)晴れ

やはり英語は情報収集には有利ーMuscle and Fitness, May 2019ー令和元年6月6日(木)晴れ

 

ただいま。

今日は朝に短いブログを書き、夜にもブログを書きます。

今回は情報収集の話。

 

英語論には英語社内公用語化論とその反対論、早期教育とその反対論、英語のドラマ・映画憧れと「けっ」と嫌う人、「TOEICであたし輝くわ」タイプと「英語だけできても仕方ないやんけ」タイプなど様々な人間模様が見られる。

 

記事を読んでいただければ、私が単純な英語好きではないことは分かってもらえると思う。

 

でも今日は、やっぱり英語が(ある程度)できる事はいいことだという記事を書かせてもらう。

 

Muscle and Fitnessというフィットネス誌がある。

筋力トレーニング、サプリメントや食事法、映画スターやスポーツ選手などの生活情報が載っている月刊誌で、日本では約1000円、アメリカ本誌で1500前後する。

 

私は、フルタイムの仕事をしてから、ジムに通うことを楽しみにしている。体を動かす機会がほとんどないからだ。これがなければ、ストレスも健康維持も危うい。

 

その参考にMuscle and Fitness日本語版を購入していたが、大型書店の洋書コーナーにMuscle and Fitnessの英語本誌があったから購入してみた。

それが"Muscle and Fitness, May 2019"である。これを5月11日にC言語学習の帰りに購入して帰った。シュワルツネッガーの表紙で、日本語版より分厚く、カラー写真で良かった。表紙を見たい方は、リンクで見てみてください。

マッスル・アンド・フィットネスのサイト(外部リンク)

https://www.muscleandfitness.com/features/newsstand/get-may-2019-issue-muscle-fitness

 

問題はここからである。あれから1カ月近く経ち、実はその後June,2019号も購入している。

今日たまたまAmazonを見ていたら、シュワルツネッガーの表紙の日本語版が出ていたのだが、何とそれが2019年7月号として6月10日に出る予定であるという。

 

私が購入してから、次の号が出ていてもまだ日本語版は出ていないのである。

 

学生運動家から米グーグル本社副社長及び日本法人社長になった村上憲郎『村上式シンプル英語勉強法』日経ビジネス人文庫、2016年)のプロローグ「英語が出来なきゃ、毎日の情報に遅れる」という小見出しで、ニュースの日本語訳に一昼夜かかると言ったあと、「雑誌の日本語版などはそれこそ1週間くらい遅れしてしまいます」(26頁)と述べている。村上氏は経済誌などを想定しているのかも知れないが、マッスル・アンド・フィットネスはもっとかかっている。

 

もちろん訳者の努力には敬意を払うし、価値ある雑誌を出版し続ける出版社に対しても感謝する。

 

だが、フィットネス雑誌を楽しんで読む程度の英語力や親しみがあれば、この間に2カ月分の情報が得られるのである。だからどうなのだと思う人もいるだろうが、やはり日本が本場ではないことに関しては、英語などの語学ができると有利なのである。ミリタリー雑誌などであれば、制度上日本にはそもそもないような情報もあるかも知れない(詳しくはないが・・)。

 

こう考えたときに、早期教育かどうかは別にしても、英語で自分の好きなジャンルを楽しめた方が圧倒的にいい!

 

自分はフィットネスのパーソナルトレーナーやインストラクターになるほどではないが、フィットネス関連の英語入門講座をやれば、社会人やスポーツ選手が来てくれるかも知れない。ニッチ市場かも知れない。

 

いつかやる。待っていてくれ。

 

 

『マッスル・アンド・フィットネス日本版』2019年7月号

『マッスル・アンド・フィットネス日本版』2019年7月号

 

 

 

 

 

 

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木)

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木)

 

昨晩、今年の修学旅行のプランを固めて、今朝は少し早起きして、出勤前の15分、KALDIで購入したココア入りコーヒーにサトウキビの砂糖を入れたものを飲みながら書いています。

 

 

大学時代に特に読んだ本。

 

著者の山田準氏(慶応三年~昭和二十七年)は、陽明学者で二松学舎の初代学長。山田方谷の孫娘と結婚した人物。本書は、江戸後期の儒者佐藤一斎の「言志録」を解説したものだが、王陽明のことも簡潔に書かれてある。

 

「迷いに迷いを重ねて」。

この一節が心に残っている。

 

人物の中の人物たる王陽明であるが、「迷いに迷いを重ねて」いた人物でもある(125頁以下)。

 

一見無駄にも思える様々な道に逸れた。「一.任侠。二、騎射。三、辞章。四、神仙。五、仏教。」(125頁)。

 

陽明学は実行の学問であります」(119頁)。

 

でも、「艱難汝を玉にす」(129頁以下)という言葉の通り、王陽明は大成し、しかも懐が深い人物となった。世界に名を残す偉人の中でも、一種独特の雰囲気をまとっている。

 

私も、望んではいなかったが、横道にそれていってしまっている。凶と出るのか、吉と出るのか、分からないまま、歩んでいる。

 

行ってきます。

 

言志録講話―付・王陽明物語

言志録講話―付・王陽明物語

 

 

映画『スタンド・バイ・ミー』観おわったよ。-令和元年6月2日(日)

映画『スタンド・バイ・ミー』観おわったよ。-令和元年6月2日(日)

 

映画『スタンド・バイ・ミー』観おわった。3週間ぐらいかかったかも知れない(笑)。なかなか一か所に落ち着いて映画も見られない日々。

 

前に観たのは子供の頃だったはず。自分にとっていい映画は、何かこう大人の自分と子供の自分がリンクしているような映画だ。

 

だから、この映画の最後がとても好き。

 

リバー・フェニックスが演じたクリス。進学組じゃなかったけど、大学に行き、弁護士になっていた。でも最後には持ち前の正義感から、レストランでの喧嘩の仲裁に入り、刺されて死んだという話。他の二人はまあ、地方で職に就きながら、のらりくらりやっているという。

 

私自身は弁護士にはなれなかったけど、何か思うところのあるエンディング。自分も進学組ではなかったようなものだ。

 

スティーブン・キング自身のことと思われるゴーティーは作家になり、出かける予定の息子二人を待たせてワープロ専用機みたいな画面にこの物語を書いて終わるというもの。

 

I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.

Jesus, does anyone? 

スクリーンプレイの翻訳だと

それからの私は、12歳の時の友人以上に素晴らしい友人に出会っていない。誰でもそうではないだろうか?

          (『スタンド・バイ・ミー』フォーイン、2014年)

 となる。

 

こういう事を体験した年齢は、人それぞれ

少しずつちがうかも知れない。

 

少しずつ疎遠になっていったりする友達もいる。でも不思議と年代や国を超えて、こんな体験をするね。思いだすね。

 

次に会う時はもうおじいさんかなあ。私の葬式かな。

 

 

スタンド・バイ・ミー (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)

スタンド・バイ・ミー (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)