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書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木)

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木)

 

昨晩、今年の修学旅行のプランを固めて、今朝は少し早起きして、出勤前の15分、KALDIで購入したココア入りコーヒーにサトウキビの砂糖を入れたものを飲みながら書いています。

 

 

大学時代に特に読んだ本。

 

著者の山田準氏(慶応三年~昭和二十七年)は、陽明学者で二松学舎の初代学長。山田方谷の孫娘と結婚した人物。本書は、江戸後期の儒者佐藤一斎の「言志録」を解説したものだが、王陽明のことも簡潔に書かれてある。

 

「迷いに迷いを重ねて」。

この一節が心に残っている。

 

人物の中の人物たる王陽明であるが、「迷いに迷いを重ねて」いた人物でもある(125頁以下)。

 

一見無駄にも思える様々な道に逸れた。「一.任侠。二、騎射。三、辞章。四、神仙。五、仏教。」(125頁)。

 

陽明学は実行の学問であります」(119頁)。

 

でも、「艱難汝を玉にす」(129頁以下)という言葉の通り、王陽明は大成し、しかも懐が深い人物となった。世界に名を残す偉人の中でも、一種独特の雰囲気をまとっている。

 

私も、望んではいなかったが、横道にそれていってしまっている。凶と出るのか、吉と出るのか、分からないまま、歩んでいる。

 

行ってきます。

 

言志録講話―付・王陽明物語

言志録講話―付・王陽明物語