本棚を解体、高校数学の復習など
本棚解体
本棚を解体した。これで3つ目。
今の自分にとって何が必要なのか。だんだん見えてくる。
もう本当に自分には何も残っていない。本当に何者でもない。
ただ生きているだけ。
部屋がきれいになり、壁が見えて、窓から風が入ってくる。
でもまだまだこれから。
<本好きが本を捨てるコツ>
・二次文献を捨てること。
・コピーした資料は捨てること。コピーをとっただけで満足していることが多いから。
まず、これをやってみて。
ミニマリストの本にも書いてあったが、捨てて後悔しているものはない。もう本当にすっきりする。
数学Ⅱの復習
昨日から、高校数学の復習を始めた。これまでにも復習をしようと始めたが、何度も、本当に何度も途中でやめている。
・思想的なおもしろさが、すぐには見えてこないから。
・仕事でぐったりしているから。
・他の割り込みがあるから。転職活動や資格受験など。
今回もどうなることか分からない。
途中でやめていたといえば、部屋をそうじしている最中に、ウィリアム・バックレー・ジュニアの"God and Man atl Yale"を翻訳しようとしていたノートを見つけた。
日付を見てみると「2008年2月18日」となっている。和訳は、数ページで終わっている。そういえば、大学時代に図書館で見つけたという記憶があったが、ノートをとっていたことは覚えていなかった。
10年間放置。いつか誰かに翻訳されるだろう。自分の生産性の低さ。
「数学Ⅱ」の復習に戻る。
使っているのは、高校の教科書だが、大学レベルの「理工系の数学入門コース」を参考にしている。
取り組んだのは、
・平均変化率
*平均変化率の話しではないが、
「科学的に見れば、多くの場合、平均速度は重要な量とはいえない。例えば、自動車が木に衝突したときにどのような衝撃が生じるかを研究したいとするとする。この際に注目する量は、出発点から木までの平均速度ではなく、明らかに、木に衝突した瞬間の速度である」(和達三樹「理工系の数学入門コース1 微分積分」岩波書店、2000年、42頁)
・微分係数
次回は、導関数。
追記(平成30年6月27日)
今年こそは!と思い復習を始めたが、これ以上進んでいない・・・。
6月25日の日経・14面教育欄には「早大・政経学部の入試改革」という記事が掲載されていた。(2021年2月から実施とのこと)
昔から、私大文系の入試に課される科目の貧弱さを指摘する声はあったと思うが、早稲田の政経では、「政治学・経済学共通の基礎となる数学やゲーム理論等を含む方法論教育」も大事にしているという。
だから、数学Ⅰ・Aも入試に課すという。受験生の負担を心配する声がある一方で、数Ⅱ・Bまで課すべきだという声もあったという。確かに、私たちの時代は数Ⅱに微積分が入っていたし、微積分が理工系のみならず、経済学でも重要だろうから、後者の声にも納得だ。
私も、数Ⅱ・Bまではやって、いま復習しようとしているのだが、仕事が終わったあとに、全く進まない。
こうなってくるともはや「復習」とは呼べず、新しい単元を学んでいるというぐらいだ。始めては自然消滅、始めては自然消滅を繰り返している。
だが、この記事を読んで、社会科学の基礎となる方法論を確実にするだけの学力は持ちたいので、今年こそは、復習するぞ!
えっ!でも俺一応もう社会科学系の大学を卒業しているのだけど、こんなレベルでいいのだろうか?
長く生きて恥多し。私の人生恥だらけ。
興味のない仕事に行ってきます。