Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

維新道楽紀行 飛騨高山篇⑤ 高山駅~高山陣屋 令和4年8月20日(日)晴れ 

維新道楽紀行 飛騨高山篇⑤ 高山駅~高山代官所 令和4年8月20日(日)晴れ

1.高山駅

昨日とは打って変わって、快晴の高山市駅前。

ホテルをのんびり目に出て、駅のコインロッカーに荷物(一番小さいので400円。大体リュックサック1つ分と考えればよい。)を預けます。

高山駅は、どこもきれいで、安心できます。

ここから歩いて10分弱の、高山陣屋に向かいます。高山駅からは大体10分以内で、観光名所に到着するので、気に入りました。

JR高山駅

2.高山代官所

高山は江戸時代、幕府の直轄地として、代官所が置かれていました。

史跡の碑

 

 

高山陣屋

そもそも飛騨高山に来ると決まった時、メインの用事以外に気になった場所は、この高山陣屋山岡鉄舟父母の墓がある宗猷寺などに行ってみたいと思った。

山岡鉄舟は、飛騨郡代小野朝右衛門高福の子なのである。のちに山岡静山の養子となり、山岡姓を名乗ったのである、

郡代とは、室町時代~江戸時代の職名だが、江戸時代には直轄地を治める役人のことと思ってくれたらいい。江戸中期以降は関東郡代、美濃、西国筋、そして飛騨郡代があったそうだ。

大森曹玄 翁の名著『山岡鉄舟』(春秋社)の冒頭には、鉄舟の肖像の次に高山時代の資料が掲載されており、その中に2つの写真は宗猷寺のものだったのである。

不思議な縁でここまで来たのである。(続く)

維新道楽紀行 飛騨高山篇④ 魚民 飛騨高山駅前店 ☆☆☆☆★

維新道楽紀行 飛騨高山篇④ 魚民 飛騨高山駅前店 ☆☆☆☆★

ホテル近くまで帰ってきたらもう9時が過ぎていた。くたくたに疲れていた、。

これまでの経験からこういう状況では、地元の店より、チェーン店の方が満足度が高いと考えて、居酒屋の「魚民」に入った。

がっつりメニュー

昼はラーメンと喫茶店モンブランを食べてぐらいだったから、何かタンパク質が取れるものが食べたいと思い、ステーキ(600円ぐらい)、チャーシュー入りチャーハンとハイボールを頼んだ。

 

お通しが200円ぐらいの金平ごぼうだった。

ステーキが600円というのは安いし、案外おいしかった。

 

個室に案内してくれて、落ち着いた雰囲気でくつろげました。

 

飛騨高山駅前で迷ったら魚民でどうぞ。

維新道楽紀行 飛騨高山篇③旅の疲れは大風呂で癒すー令和4年8月19日(土)雨

維新道楽紀行 飛騨高山篇③旅の疲れは大風呂で癒すー令和4年8月19日(土)雨

古い街並みに走る人力車

初日はあいにくの雨だった。

最初に高山陣屋や飛騨護国神社に行ってみたかったが、

雨で風邪をひくとやっかいなので、飛騨国分寺だけ見て、2:45ごろホテルにチェックインした。雨が強くなってきた。

 

ホテルにチェックインしてから、まず大風呂に入りにいった。旅の疲れは大風呂で癒すのが、私の流儀。

夕方から用事があったので、少し横になる。

 

維新道楽紀行②「まさごそば」今日も混んでいる「飛騨高山」ー令和4年8月19日(土)雨

維新道楽紀行②「まさごそば」今日も混んでいる「飛騨高山」ー令和4年8月19日(土)雨

 

飛騨高山のグルメと言えば、高山ラーメンだ。

この間、ちょうど「ひみつのケンミンSHOW」でもやっていた。

特急で高山に着いたのが、12時30分ごろ。そのままホテルに荷物を預けに行って、TVで見たラーメン屋「まさごそば」を目指した。

分かっていたことだが、有名店でお昼時なので、50人ぐらい並んでいた。

TVでは軒先に並んでいるだけだったが、店の横の奥まで並んでいた。

並んでいたら行かないと決めていたから、

まさごそば(向かって右に50人ぐらい並んでいます。)

 

古い街並みに行って、どこでもいいからと思ってラーメン屋に入った。

チャーシュー麺(1200円)。地元のおばあさんも来ていた。自分たちが関係している店の「看板男子」みたいな人のうわさをしたり、ラーメン食べて「しみわたるわー」と言っていた。そのお店がここ。

高山ラーメン 南車

チャーシュー麺 1200円

 

後半の投稿で、混んでいないがおすすめの店を紹介します。

 

 

 

 

 

 

維新道楽紀行①「飛騨高山」ー令和4年8月19日(土)雨

維新道楽紀行①「飛騨高山」ー令和4年8月19日(土)雨

 

今年のお盆休みは、縁あって岐阜県高山市に行ってきた。

日常生活に戻った今も余韻が残っている。

「維新道楽紀行」と銘打ったが、鹿児島や萩のように歴史的興味だけで行ったのではない。自分を見つめ直す旅だ。

特急列車で自分を見つめ直すことができた。4時間の車内で読んでいたのは、広中平祐『学問の発見』(講談社ブルーバックス)だった。

「試験でいい点数をとる。あるいは高度の理論を理解するだけで自己満足を覚える時代は過ぎ、何かを創造しなければならない段階にきたのである」(91頁。「創造への飛翔」より)

私は数学のことは全然わからないが、これからの自分の知的な部分の終着駅をどこに求めたらいいのか悩んでいた。正解だった。自分の行き詰まりを打破する見つめ直しができた。そんなこんなを交えて、維新道楽紀行・飛騨高山篇を書いて行こうと思う。

はじまり。はじまり。

 

*広中平祐氏は、「代数幾何における今世紀最大の超難問といわれていた「代数多様体特異点解消問題」を完璧に解いてフィールズ賞を受賞」した数学者である。(吉永良正『数学 まだこんなことがわからない』講談社ブルーバックス、1990年、p.201)。この本も10数年ぶりに読み返した。

高山市