ALICE IN CHAINSのことー令和元年6月27日(木)
最近、ALICE IN CHAINSのこの曲が気になる。
たまたま寝る前にYoutubeを見ていたら、"rooster"というこの曲が表示されたから、聴いた。
もちろんALICE IN CHAINS自体は、14,15歳ぐらいから知っていた。ブライアン・バートンルイス氏がDJを務めるラジオ番組「メガロック802」で流れていたからだ。
2枚アルバムを持っていた。Facelift(1990)とALICE IN CHAINS(1995)だ。"Facelift"所収の"man in the box"は今でも聴いている。いまでもFacebookよりFaceliftだ。
Alice In Chains - Man in the Box (Official Video)
冒頭の"Rooster"は、BEAVIS&BUTTHEAD(マイク・ジャッジ作。MTVでやっていたお笑いアニメ)が、ヘッドバンギングしながら歌っていたフレーズだった。それにいま気付いた。この歳になってである。
BEAVIS&BUTTHEADでは、さもへヴィメタ風の歌い方だったけど、実際のPVを見てみると、ベトナム戦争で戦った父のことが歌われているようだ。
いまちょうどナッシュの『1945年以降のアメリカ保守思想運動』を読んでいるから、戦後のアメリカを追体験しているようなものだ。そこにKidsのころから好きなALICE IN CHAINSのこの曲が流れ込んできたのだろう。
ただただ反戦や政治指導者の糾弾をするタイプのパンクよりも、自分の身の回りからベトナム戦争に従軍せざるを得なかった人がいて、哀愁まじりで歌う方がいまの自分には合っている。
ネットに英語の歌詞が掲載されているが、実際あまりよく分からないところがある。(昔は、輸入版を買ったら歌詞がないこともあったが、いまはネットにあるわけだ。でもその素材を使いこなせなければ、楽しくないから、ここに英語学習の受容があるわけだ)。
ALICE IN CHAINSは、ヴォーカルのレイン・ステイリーが既に亡くなっているし、ベースも脱退後亡くなったようだ。新しいメンバーでやっているようだが、そのあたりについては詳しく知らない。
でも、この曲をもっと知りたいと思った。