ある禅会の季刊誌ー令和元年11月22日(金)
先日、ある禅会の季刊誌が送られてきた。修士課程時代に、一度訪ねたことがある会だ。もちろん今も興味はある。
自分は熱心に坐禅に打ち込んだことがある訳ではない。だが、私が知った時にはすでに逝っておられたその会の師家。著作に感動して、その人の生き様に憧れ、思想形成に憧れた。
そしてそのような道に進んでいると思っていたし、自分でもその自負があった。
だが、所詮思い込みに過ぎなかった。
今の自分は何なんだろうか。
社会の末端に位置し、本当に目も当てられない状態。
みじめな上に、みじめな人生の上塗りなのである。
波に呑まれて目も当てられない状態。
情けない。