Web能力クリエイター試験の勉強
本日、Web能力クリエイター試験の勉強の3回目に行ってきた。
勉強と言っても、自分で模擬試験を解いて、分からないところがあれば講師に質問するだけだ。
解答を見なくても、ある程度はコーディングできるようになってきた。だが、全く参考書がない環境でもコーディングするためにもっと細かくつめていかないといけない。
また、Dreamweaverを使うなら実技は90分ということなので、時間配分も考えなくてはいけない。
テキスト比較ソフト"dufff"
コードの解答が電子テキストで与えられている場合、比較に便利なのは、"dufff"というサイトである。これは二つのテキストを比較する単純な機能なのだが、正解と自分のコードを見直すときに便利である。講師に教えてもらって、何度もつかっている。Web系の仕事をするようになっても使える。「テキスト 比較」で検索すると出てくるので、チェックしてみて欲しい。
(サイトへリンクします)
非正規雇用の欠点
非正規雇用の欠点は、次の就職先を見つける必要があるということだ。現在の職業に集中することができないし、仕事の合間に求人広告を探し、履歴書を書き、職務経歴書を書くことはやはり大変だ。履歴書の書き直しは大変であり、志望理由や自己PRなどは最後の最後まで考えるから、その間自分のライフワークにも集中できない。他に何もできない。しかも間に合わせで本を買って就職対策をしたりもするから、お金も減っていく。単なる実用書が増えていく。シフト制だから、面接に行けるかどうかも不安だ。面接の日を変えてもらい、先方の機嫌を損ねないか、気が変わらないかも不安だ。
キャリアの連続性
キャリアの連続性がある場合など、人生で2~3回転職することには意義があるだろう。だが、私のように泥船から脱出しなければいけない人間にとって転職活動は難儀なことでしかない。同期及び後輩で、今期を最後にやめる人間が2人もいる職場だ(これで同期3人中残ったのは私1人のみ・・・)。
鄙事多能
鄙事多能(ひじたのう)とは、「つまらないことがいろいろできる」といった意味で、『論語』子罕(しかん)篇にある言葉であり、若い時身分の低かった孔子が後年自己を語った言葉である(金谷治訳注『論語』岩波書店、1999年、169頁)。
孔子なら意味があるのだろうが、私がつまらないことをできるのは、単につまらない仕事しかしていないからではないか。
酒井雄哉阿闍梨は、「人生に、ムダなことはひとつもない」(『ムダなことなどひとつもない』PHP、2011年、26頁以下)というが本当だろうか。
私がこんなことをしている間に、有意義な経験をし、成長している同世代や後輩世代がいるわけで、どんどん腐っていく自分がいる。本当に人は環境によって作られていく。
日経新聞・夕刊「人間発見」
キャリアを活かしている人と言えば、今日の日経新聞・夕刊の2面(ニュースぷらす欄)の「人間発見」に載っていた京大公共政策大学院の教授・岩下直行氏の記事に目が行った。
・IT通として日銀に30年勤務し、日銀フィンテックセンターの初代センター長となり、京大の教授に転身したという。
・フィンテック、仮想通貨、暗号技術が専門であるという。
・フィンテックの理解には、テクノロジーのみならず、経済学の視点、金融の法律や制度を知らないといけないと教えているという。
何と羨ましい経歴。何とおもしろそうな日々。現在最も楽しそうな分野じゃないか。
私は明日も泥船の舟漕ぎ役である。