日経整理ー平成31年1月19日(土)晴れ
日経整理ー平成31年1月19日(土)晴れ
本当は、先週やろうと思っていたのだが、しんどくて出来なかった。
だから、先週の分も含めてこの週末に日経を整理しよう。
(*なお記事を書いた後は、原則切り抜きを捨てます。部屋の整理のため。持物を多く持たない暮らしにしたいからです。)
1月9日(水)夕刊?
「こころの玉手箱」 みずほFG会長 佐藤康博氏 第三回目
入行して8年目にニューヨークに転勤となった話。一度海外で働いてみたい私にとって興味のある記事だ。
氏は「アセットファイナンス」の部署に配属されたとのことだが、英語は全くダメなまま赴任したらしい。直属の上司が英語の得意な国際派で、すべて英語で打ち合わせを取り仕切っていたという。
ところが、その上司が引き抜きで米系の金融機関に行き、重要案件が佐藤氏の責任になったという。急遽、弁護士や会計士などの関係者と英語で打ち合わせをしないといけないことになったという。その時のことを振り返り氏は「高速道路を疾走するかのようだった会議は、トラクターの走る農道に転じた」という。
ああ、みずほFGの会長でも仕事で苦しんだことがあるんだなと思うと、今の私も気持ちが楽になる。
結局、3か月後にはなぜか、英語が聴き取れるようになり、言いたいことも通じるようになったということだ。
朝刊 5面 くらしナビ欄
「ライフサポート」つらい腰痛 若い世代も
会社生活に役立つ記事。
トイレに立ったり、体操したりせよとのこと。
1月10日(木)18面マーケット商品欄
「ぷりずむ」
バブル崩壊後、非正規社員の代表的な職種であった事務職の正社員の求人が増えているという。1つには、派遣社員の不足、もう1つには、3年が上限の派遣を雇うぐらいならはじめから直接雇用にしようというのが主な理由らしい。
私がハローワークに行っていた頃は、「事務の就職は難しい」と言っていた。いまも中途採用の求人倍率は0.5倍以下ということだが、まあ求人は増えているとのこと。
24面 PERSOLという人材会社の働き方についての全面広告
米倉誠一郎氏の講演
「松下幸之助も「経営の神様」ではないことを最近発見した」。多くの失敗を乗り越えた人だからだという。
こういう発言は、「何をいまさら」と言われそうでなかなか言えないものだが、正直に言っている点には好感をもった。
人材会社のパーソルの担当者から、長時間労働が恒常化しているアクセンチュアには「評判が悪すぎて、優秀な人を紹介できない」と言われたそうだ。その、後改革したとのことだが、思わず笑ってしまった。「優秀な人」が多くいそうなアクセンチュアがそんなことを言われていたことに、爆笑です。
1月18日(金)夕刊13面 社会欄
「安田講堂事件50年 活動家らのいま」
東大安田講堂事件から50年とのこと。生まれていなかったが、もうそんなに経ったのか。記事に登場する元活動家らはもう70代。当時、東大の助手であった最首悟氏に至っては80代で、今日の朝のTVに出ていた。バックの本棚は思想っぽい本が並んでいた(氏と撮影場所は関係なかったのかも知れないが・・・)。
竹内洋氏(社会学者)の「理屈より暴力行動」「反知性主義を呼び込んだ」というコメントは、幻想を持たない点でひとまず好感が持てたのだが、、「運動に敗れ、人生を棒に振ったインテリ層が社会の様々な職業に分散することで、文化の底上げに一役買った側面もある」という点は、他人事とは思えない悲しみを覚えた。もちろん私は全く活動家ではなかったのだが、「人生を棒に振った」という点は共通していると感じた。就職も難しかっただろう。
記事の見出しでは「社会への声 上げ続ける」となっており、それはそれで自由にしたらいいのだが、社会活動だけでなく、宗教的な安心立命の境地や死生観など、70代となった今だからこそ分かる人生全体の境地をもっと掘り下げた記事を読みたかった。問題はそれがあるのかどうかだ。