PPLL人材ー平成30年10月26日(金)7面金融経済欄
日銀副総裁 若田部氏の発言
若田部氏は、
科学、技術、工学、数学といったSTEM教育を受けた人材への需要がますます強まる
との見解を示した。これ自体は、経済系週刊誌などにはよく載っていること。
STME教育とは、上記のとおり、S(科学)T(技術)E(工学)M(数学)のことである。最近では、A(芸術)を加えて、STEAMと言う人もいる。芸術で統合するためである。
なぜこの記事を引用したかというと、私の将来を考えるためである。
SETM教育を受けた人材(以下、「STEM人材」と呼ぶ。)に需要があるのが現在の社会であるが、私は対極にある人材と言っていい。
科学に対して⇒哲学(Philosophy)
技術に対して⇒体育・武道(Physical Education)
工学に対して⇒法学(Law)
数学に対して⇒語学(Language)
⇒つまり私は、PPLL人材なのである。
実際、実験科学はしたことがなく、技術や工学に接する機会もなく、数学に関しては何度頑張っても復習もできず、単語の記憶や起源や概念のつながりの方に興味を感じてしまう。
こういうバックグラウンドの者は、新卒で就職すればいいのかも知れない。だが、私のように万年非正規の人間の場合、単に趣味的な教養がある者としてしか扱ってくれないのである。
まあ健康を維持し、語学をビジネスレベルまで高めて行けば良いのかも知れない。
何をやっても新卒で就職したものには、役職上かなわない(嘆)。