ヨブ記 2
その後、ヨブの旧友が3人訪ねてくる。
旧友エリファズは
罪のない人が滅ぼされ 正しい人が絶たれたことがあるかどうか(4-7)
"remember: who that was innocent ever perished?"
と、罰を受けたのはヨブが隠れた罪を犯したからだと非難する。
それに答える中で、ヨブが言った言葉。
神は私に対して脅迫の陣を敷かれた(6-4)
"the terrors of God are arrayed against me."
神よ、わたしの願いをかなえ 望みのとおりにしてください
神よ、どうかわたしを打ち砕き 御手を下し、滅ぼしてください(6-8,9)
この地上に生きる人間は兵役にあるようなもの。傭兵のように日々を送らねばならない。
奴隷のように日の暮れるのを待ち焦がれ 傭兵のように報酬を待ち望む。(7-1,2)
わたしの一生は機の梭よりも速く 望みもないまま過ぎ去る。(7-6)
わたしの目は二度と幸いを見ないでしょう。(7-7)
私も同じ。人生の半分を無駄に過ごした。努力してきたつもりなのにすべて水泡に帰した。手に入れるどころか、喪うものばかり。これからもそれは変わらない運命だ。ヨブ
記何度も読み返したたくなる。
もうたくさんだ、いつまでも生きていていたくない。ほうっておいてください。わたしの一生は空しいのです。(7-16)
苦しんでいる人のために、ここで一曲。ソウルアサイラムの「ランナウェイ・トレイン」。これも10代の時に聴いた曲。
アサイラムというのは、収容施設、聖域、逃れ場所などの意味があるようだ。
PVの途中出てくる写真は、行方不明になった子供たちであったと何かで聞いたと記憶している。
アメリカの映画やテレビドラマには、行方不明になる子供たちの話が、描かれることがある。厳しい現実を生きている。
アメリカでは、警察内部の腐敗、大企業の横暴などがよく描かれるばなぜなのか。またいつか考えてみたい。
いまたまたま、大分の麦焼酎「二階堂」のCMがやっていたが、昔ラジオでよく聴いた名前だ。二階堂ではないが、「島唄」を飲んで寝よう。