日経を読んでいる。大人になってから、経済がやはり大事。
今日気になった記事を自分の言葉もまじえて要約しておく。
総合面(2面)・真相深層
・地方銀行が、海外債券運用で損失を出している。
・その原因は、①アメリカの長期金利が上昇して、債券が値下がりしたこと、②「素人運用」であることだそうだ。
・金利が上昇すれば、債券は値下がりする。よって、米国債を持ち続ければ、損失が出る。
・金融庁は、16年ごろから、外債運用に注意喚起してきたという。1年たっても「ピンときていない地銀が複数いる」とのこと。(えっ!?)。
・「素人運用」:1人の運用担当者の勘で売買。チームの人数不足等・・・。
・地銀では運用畑は軽視されるという。そう思われる理由:運用の現場が長いトップがいない。
・地銀側の事情:
ー低金利が続き、融資の収入が縮む。
ーカードローンなどは、高い利益が見込めるが、過熱を警戒する金融庁が監視を強化。
➝比較的安定した収益を求めて、債券投資へ。
うーん、地銀に就職しても大変そうだ。投資なら得意だという人であっても、組織の中で、無理解な上司と限られた人員や教育水準で仕事をすることは、難しいだろう。自分の金を自分一人で運用しているのとは、異なるのである。
「地銀による外債運用の損失は今後、次々に表に出る可能性がある」とのこと。
地方に住んでいると、地銀は強く見えるのだが、そうでもないのだなー。何を考え、どのようい勉強しているのだろう。フィンテックとか、どう考えているのだろう。書店に置いてあるもので、目立つものは、大手が多いが、地銀などがどうなっていくのかがこれから大事だろう。とていっても、私の人生に「これから」があるのか分からないので、他人(しかも私より圧倒的に収入が多いであろう)の心配よりも自分の心配をした方がよさそうだ。
経済(5面)「五年後に足りないのは、機械工学の技術者」
経済産業省が企業を対象にアンケートした結果によると、不足する技術者として機械工学者がトップとなったという。
IT技術者が不足しているという印象が強いかも知れないが、ITを車や装置に機械を組み込む際に、機械工学の知識がい必要になるという。
なるほど「組み込み系」か。私が通える範囲の、職業訓練校では、「組み込み系」は、年齢を34歳までにしていたはずだから、もう通えない。この年齢制限はなぜなのか?
2番目に電力、アナログ、デジタル回路、3番目に通信・ネットワーク、4番目がハード・ソフトプログラム系、5番目が土木系だという。
うーん、学校で全く学んでこなかった分野ばかり。さすがに工学系は就職に強いなー。
社会に出てあらためて、感じるわ。
追加
夕刊・第5面(マネー・ダイニング欄)
新社会人の何割かが給料日なので、給与明細の見方が載っている。
雇用保険や健康保険の天引きは、定番。
・住民税。新社会人の給与から住民税を引かれるのは、2年目の6月分から。
➝住民税は前年の所得をもとに課税されるから。
・明細は毎月が無理なら、1年に一回はチェックせよ。計算ミスなど。
別の囲み記事として:
独身の賃貸住まいは、退職後、新たに賃貸を結ぶ際難しくなる可能性がある。
➝家賃の支払い。孤独死のリスクなどで、断られる可能性があるという。
また、一定の収入がある保証人を求められた場合に、存在するのか問題となるという。
うーん、持ち家はあきらめた私だが、賃貸も難しそうだ。この世に居場所がない。
・URの賃貸住宅は、高齢で断られないし、保証人も不要らしい。だが、家賃に対して基準以上の収入か、月額賃金の100倍(!)の預貯金が必要らしい(!?)。えっ?ない人はどうするの?どう生きていくの?
光明はすでに過ぎ去っている。