Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

Freedom -LOVE PSYCHEDELICO 2025/5/10 Sat. at なんばHatch

LOVE PSYCHEDELICOのライブに行ってきました。

なんばhatch



動機

2000年代に1stアルバムが出た際に、即買いしました。(その後、処分してしまいましたが・・。)

でも今年、Jのライブがあまりにも良かったので、またライブの感動を味わいたく、ラブサイケデリコの25周年ツアーを見に行ってきました。

 

登場

アラニス・モリセット(Alanis Morisstte)の"You Oughta Know"がひときわ大きくなり響いた瞬間、バンドが入場してきた。ライブのこの瞬間がたまらない。

デビッド・ボウイの"change"もかかっていたと思う。


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18時開演!

曲目(1stしか聴いたことがないので、曲名をほとんど知らないが、覚えている限りです。)

前半・・・静かな曲。

A revolution・・・"Don't let me down"って歌っていた。


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Last Smile・・・やっと知っている曲が来た!

ゲストでThe Bowdiesのレイが出てきて、NaokiとのセッションやKumiと下記のカバーソングを歌った。

ボブ・ディラン:Blowing in the wind

ベン・E・キング:Stand by me

(会場には年配の方も多かったのは、この年代の曲の雰囲気が好きだからかも知れない。ボブ・ディランと聴いた瞬間、どよめいていた。「60年代アメリカ」みたいな。)

Your song・・このあたりだったか??

Lady Madonna

・・・KUMIの(アキレス腱のばしのような)不可思議なダンスから最高の盛り上がり。ドラマーが良かったです。


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アンコール

Everybody needs somebody


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(・・・・)一番最後の曲名が分かりません。

→A Day For Youだと思います。

20時ぐらいに終了しました。


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◎学んだこと

自分の世界観を作品に表現する。

(他人の批判や悪口よりも)

楽器の練習して、いつかステージに立つ!

(開始直前のあの感動を!)

 

 

 

※補足~なんばHatch

ロッカーは、最低金額が200円で、会場内外にたくさんあるので、あせる必要はないです。トイレも会場内のフロアにあります。

ドリンク代の小銭600円も忘れずに持参してください。

カッコよさと思いやりの融合:Jのライブ 令和7年4月5日(土)

カッコよさと思いやりの融合:Jのライブ 令和7年4月5日(土)

 

今夜、Jのライブに行ってきました。

BIG CAT



LUNA SEAのこと

LUNA SEA は1994年ぐらいに『バンドやろうぜ』などの音楽誌で知ったと思う。ちょうどアルバム『Mother』が出た年で、大阪城のライブにも行きました。

ギターやってたけど、Jがカッコよくて、Jモデルのベースも買いました。

グランジオルタナがメインになってからも、"Burn out"は聴いてました。

 

●ライブに気が付いた

自分の音楽遍歴を振り返っていて、LUNA SEAのことを思い出していた。

そして最近アメリカ村に何度か行っていて、この日にBIG STEPでJがライブやるって見つけたのも何かの縁だ。(BONEZの時は、ライブがあることを知らなかったから、行けななかった。)だから、1日前にチケットを買っていった。

十代の頃に、あの葛藤を経ていない人間たちが早く職業につき、日本社会をコントロールしている。そんな気持ちを抱えて、最近アメリカ村に行ってたわけだけど、今夜の準備になっていたんだなと思う。

 

●ライブ~ドラム爆音のハードロック

ライブが始まり、ドラムの凄まじい音、ベースのギリギリとした低音。Jの歌声、お客さんのノリ方などが印象に残っている。ギターもドラムもかっこよかった。

Jの思いやりを感じるトークがあり、好感が持てた。

・「今日ここに来てくれたみんながイヤな思いをしないように」

・「この瞬間は今日しかない」

(Burn outをやってくれなかったことだけ残念。)

30年前に見たJもカッコよかったけど、今もJはカッコいい。

ロン毛が似合う男No.1だと思う。

最高のライブで、Jはいつまでもカッコいいなと思いました。

夜のBIG STEP



自分が学んだこと

◎いつまでもカッコよくいたい。

◎思いやりを持って生きたい。

◎自分の思いを作品にしたい。

 

Jの最新アルバムとワンドリンク

 

禅寺訪問記:万福寺から宇治橋への旅 令和7年4月4日(金)

黄檗山万福寺から宇治橋へ 令和7年4月4日(金)

万福寺 総門



黄檗山万福寺に行ってきました。20代の頃に2回行った記憶があります。

だから原点を見つめ直すために行ってきました。

 

万福寺は江戸時代にあっても、明から僧侶を招いていた。

臨済宗黄檗はという扱いだったが、明治から独立して、臨済宗曹洞宗と並ぶ禅宗の3大宗派になりました。

意匠が独特であり、お経の読み方も比較的新しい時代に伝わっただけあって、他の宗派とは異なるとのことです。

 

20代の頃、別冊太陽の禅特集号で読んで行ったのですが、全国煎茶道大会などやっていて、良かったです。

 

境内を散策し、俺は一体何をしてきたのか?何を考えてここまで歩んで来たのかなど、自分を追い詰めるように考えたかったのですが、実際には日向ぼっこしてました。

 

午後から行ったのですが、天気が良かったので、もう少し歩きたくなりました。

そこで南にある宇治橋を目指しました。

提灯?ランタン?

 

円相



歩くこと約30分やっと宇治橋につきました。

疲れたので、駿河屋で抹茶ソフトクリームを食べました。やっぱり外国人が多いです。

日本の名勝は、景色のまわりにお茶屋ができたみたいな感じなので、満足してくれているのかは分かりません。

宇治橋からの眺め



 

 

 

 

 

放蕩の果て~自伝的批評集

福田和也『放蕩の果て~自伝的批評集』(草思社、2023年)

 

私が学ぶべき事

◎自分の思想を作品に結実させたこと

◎職歴メチャクチャだったこと(笑)

 

◎自分の思想を作品に結実させたこと

2024年に63歳で亡くなった著者であるが、この「自伝的批評集」は福田が56歳の時に書かれたものが収められている(12頁より)。

福田は、中学のころから経営者である父のお金やクレジットカードを使って、放蕩三昧の生活を送った来たとのことだ。

大学ではフランス文学を選んだ。それが「惰弱で、遊芸に近い」からだという。

もっとも、高校時代からフランス語は学んでいたというのだから、文字通り信用してもいいものなのか。ちなみに高校時代はパンクも好きだったという。

大学2年のときにフランスのパリに遊びに行ったという。そこで日本人留学生が国立図書館に所蔵してあるプル―ストらの草稿を一字一句チェックしているのを見て、「文学研究がそのまま自己目的化」してしまっていると感じ「私たちが文芸を読むということは何を意味するのか、文芸とは何なのかといった、常に問い返されると問いが忘れ去られている」ように思われたという。(119~120頁)

そしてフランス人が一番嫌がることをやったのが『奇妙な廃墟』なのだという。

 

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同書は福田が29歳の時に刊行されたのだが、各方面に配っても反応が悪かった。例外的に江藤淳が評価して、『諸君!』で物書きになったのだという。

 

◎職歴メチャクチャだったこと(笑)

福田の父は製麵機会社を経営しており、博士課程に落ちた福田は、大学院を途中でやめることになったという。そこで父の会社に営業として入ったのだが、適当な営業だったから、3年しか持たなかったという。

20代後半で結婚もしていたが、父に生活費を出してもらっていたというのだから、大したものじゃないか。

その後、物書きの道に進み、何故か大学で職も得て、我々の知っている福田和也が誕生したのである。

 

高等遊民的な職歴のメチャクチャさには、共感するが、作品を結実させた点は尊敬する。

 

 

 

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