"ANARCHISM" Alex Prichardー本日買った本ー令和5年1月29日(日)寒い
本書で論じられるのはアナーキズムに対する先入観(テロ、カオス、性善説、無秩序、暴力性、ユートピア)、各国のアナーキズム、現代のアナーキズム、アナーキズムと公共財(保健、治安、労働、教育)、世界政治(気候変動問題も含む)などである。パンク・ミュージックやグランジとの関連、クラッシュ、クラス、デッド・ケネディーズ(ボーカルのジェロ・ビアフラが1979年にサンフランシスコの市長選に出たこともp.55にも言及あり)、ブラック・フラッグ、ニルヴァーナなどへの言及がわずかながらある(p.51)。
映画やマンガへの言及の中で、アナーキスト・ポップ・カルチャーとして"Ghost in the shell"の名も挙げられている。その他アナーキズムと関連のあるたくさんの人物と作品の名が挙がっている。
まだ届いて間もないから、大して読めていないが、本書はオックスフォード出版のA Very Short Introduction(岩波新書や中公新書みたいな)のNo.116である。元来Colin Ward氏が書いていたが、今回Alex Prochard氏のものに変わっていた。著者はイングランド南西部の名門大学エクスター大学の国際関係論の准教授(Associate Professor)である。
読んで見て、気になったからまた書きます・・・・。
Good Night!
過去記事:デッド・ケネディーズに関する過去記事。
もう何を書いたのか忘れたが(笑)、良かったら参照して見てください。デッド・ケネディーズ関連の持ち物を書いたのだったと思う。ヒッピーのグレイトフル・デッドじゃないよ。ハードコア・パンクのデッド・ケネディーズだよ。