今日も本を売る準備。
ある買取屋に電話。訪問買取を依頼。
段ボール4箱分は、準備する予定だ。
これで持っていく時間、ガソリン代、手間が省ける。
集荷の時間に家にいないといけないことは、残念な拘束時間だが、まあメリットもある。
処分する中から、少し紹介。
*これは行政の臨時職員周辺で生きていた時に、購入した本。自治体の任期付き職員を狙っていないから、置いておく必要もない。処分。
『批評空間 合本 第Ⅱ期 第1~4号』
*現代思想系の本は、自分には必要がない。誰かに何かを尋ねられても、知らんぷり。「知らない」の一言でよい。
ハート『法の概念』(みすず書房)
*法哲学専攻であったわりには、この本はちっとも読んでなかった。情けないが、もう私が読む理由もない。講師をする予定も一生ない。もっていても見栄のためになってしまう。「いつか」はあると思うが、「いつか」のためのものは原則捨てる。処分
これはヘーゲル右派・左派の話が載っていたから、購入した。ここから本格的に読み進めて行く予定であったが、それももう終わり。処分。
他にも、どこかの非常勤講師などになっていれば、あるいは研究職についていれば、役に立っていただろう本も多い。研究職じゃなくても、がんばる人はたくさんいるだろうが、自分にとっては、もう人生の採算が合わない領域。残念だが、与えられたチャンスをものにできなかった。忸怩たる思い。
少しずつ風通しが良くなってきた。花粉症もだいぶやわらいできた。カルピスがおいしい。
でも・・・。
これから身寄りもなく、金もなく、プライドもない生活に突入していくだろう自分。
いままでやってきたことはすべて無になった。修行して「無」になるまえに、やってきたことが無になった。