Webデザイン
Webデザインのコースは、jQueryまで行った。
jQueryとは、HPの写真をスライドさせたり、Webページを動的にすることための
Javascriptのライブラリーのこと。
これを使えば、フォームの日付入力の際に、カレンダーを表示させるなど簡単にできるのでWebでのやりとりが便利になる。
でも使いこなすにはHTML/CSSがしっかり理解できていないといけない。
ここまで来たら復習あるのみだ。また、現在のシーンにアンテナを張っていないといけない。
そこで雑誌「Web Designing 2018年2月号・特集「成功するUXデザイン」」とWeb検定公式テキストの第三巻『Webディレクション』を購入した。どちらも「UX」のことが載っているからだ。
『Webディレクション』の中でおもしろい記事は、「ますます密になるビジネスとデザイン」という益子貴寛氏のコラムだ。私が簡潔にまとめると以下のようになる。
「近年、我々の知っているようなコンサルタント会社(マッキンゼーやアクセンチュア)がデザイン系の会社を参加におさめている。ビジネスにおけデザイン思考の重要さのあらわれだ。
Webで大事なスキルは、デザイン、テクノロジー、マーケティングの3つだ。だが、3つ同時に優れている人材は少ない。特にデザインは「センス」いるとの思いから苦手意識を持つ人が多いという。とはいえ、自分でできなくてもクオリティをジャッジできることは大切だ。
ジャッジ力を高めるためには、よいデザインにたくさん接すること。そうやって鍛えること」(以上、私による要約)。
なるほど、マッキンゼーやアクセンチュアの動きは、ビジネス社会では説得力を持ちそうだ。
たしかに私にしてみてもビジネス書のコーナーを見ている時、デザイン思考的な本には興味が惹かれる。日経ビジネス文庫に入っている佐藤可士和氏の『超整理術』も購入して、読んでいる途中だ(冒頭の整理の行き届いた事務所の写真だけでも何らかの思想を感じるぐらいだ)。また、ウィーン学団の話で知った哲学者オットー・ノイラートがデザインの分野でも足跡を残していることをはっきりと知ったのは、デザインに関する小さい本を立ち読みしてからだ。
小さい頃を境にして、デザインへの興味がさびついていったような私には、耳の痛い話であるのと反面、これまでになかった刺激がおもしろい。
Web検定の公式テキストという試験対策本であるとはいえ、このシリーズは良さそうで、他の巻も読んでみるつもりだ。
<本日買った本>
柴山桂太氏・中野剛志氏『グローバリズム その先の悲劇に備えよ』(集英社新書、2017年)
*日々接しているビジネス・経済言説の解毒剤となることを期待して、本書を購入。
柴山氏が佐伯啓思氏と編集した『現代社会論のキーワード』(ナカニシヤ出版、2009年)を単に時事キーワードを解説した本よりも、思想書としてはもちろんのこと、各種試験や英検1級の背景知識の習得のためにお勧めする記事も執筆中であるが、まだ完成していない。
<本日気になった本>
・マーク・リラ『難破する精神ー世界はなぜ反動化するのか』(NTT出版、2017年)。
*哲学者や知識人の政治的関与(左右両翼)のあぶなっかしさを信頼できる思考力で扱った『シュラクサイの誘惑(原題"The Reckless Mind")』(日本経済評論社、2005年)は読んでいた。原書も購入した(ちょっと見ただけだが・・)。マーク・リラのような人がいる英語圏の思想界が羨ましかった。そのマーク・リラが「反動」について考察した書物が日本語訳で昨年から出ていたことを知った。しかも監訳者が会田弘継氏だった。監訳者の解説を立ち読みをしただけの段階だが、「反動」を単なる悪と断罪しない良質なものになっていると感じた。翻訳も外国の学位と日本の学位の両方を取得している山本久美子氏という方がなさっていたりということで、信頼できるものになっているだろう。お金と時間が許せば購入して、読んでみたい。それにしても、昨年から出ていたことを知らなかった自分が情けない。全部中途半端になっているし・・・。
タワーレコード
タワーレコードの試聴器でいろいろな音楽を聴いた。
<気になった曲>
・my ticket homeの"Unreal”というアルバムの"Cellophane"という曲。
・GBHの"MOMENTUM"というアルバムの"Birmingham Smile"という曲。
歌詞の意味がほとんど分らないのに紹介するのは恥ずかしいかぎりだが、曲がかっこいいことは明らかだ。次の曲もかっこいい。
・N*E*R*Dの"Rock Star
ファレル・ウィリアムスは本当に才能あるなー。エンターテイメントとかショービジネスなどの分野では本当にアメリカは表現者がよくでてくる。
こういう英語をどうすればもっと直接聴きとれるようになるのだろうか。
こういう曲がかかっているラジオはないのかなー?情報がないなー。
フリーペーパー"MixMag"を1部もらう。イギリス生まれのクラブカルチャー誌が日本に上陸してきたものとのこと。この内容で無料とは!
表紙はDJ EMMA氏とZeebra氏。反対側は歌手のビョーク氏。
かなりデザイン力の高い雑誌。アンテナを張ってみるもんだ(笑)。
私は「クラブ」には一度も足を踏み入れたことはない。
でも最大の収穫は、24時間ノンストップのヒップホップ専門ラジオ局WREPの存在を知ったことだ。早速HPにアクセス。ここからラジオが聴けるようだ。
メガロック802みたいなラウドロック系は、どこに行けば聴けるのだろうか。さらなるアンテナを張らねば。