Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

ティモシー・フェリス『「週4時間」だけ働く。』(青志社、2011年) 令和4年4月10日(日)暑い

ティモシー・フェリス『「週4時間」だけ働く。』(青志社、2011年) 令和4年4月10日(日)暑い

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Amazonより

ティモシー・フェリスの『「週4時間」だけ働く。』を購入した。

分厚い本でまだ読んでいる最中だ。著者のティモシー・フェリス氏がどんな人物か知らなかったし、読んだいる最中でも一言では言い表せない人物だが、内容のイメージとしては、経済・仕事・生活に関するコラムみたいなものだ。

 

・定年退職は最悪のシナリオに備えた生命保険のようなもの(p.59)

 

・(その定年退職は)人生でもっとも肉体的に元気な時期、つまり若いころに嫌なことをしなければいけないという前提で話をしている。

・ピッタリのタイミングなんてない。(p.62)

・弱点を直すより長所を伸ばそう(p.63)

 

とか、著者の訪れた世界の各地でのエピソードを交えながら、億万長者にはなれなくても、「週4時間」だけ働いて「金持ちみたいに暮らす」ことは可能だと示す。

 

インターネットでサプリ販売や、ちょっとしてステップで世間に専門家だと認知させる方法などを紹介する。

 

自分はアフィリエイトなどうまくできそうもないが、自信を失わせるストレスフルな環境は、人生で必要なことなの?今の環境から飛び出すのは本当に怖いことなの?とあらためて感じた。

 

今の生活を失うが怖い。やめた人物だと思われるのが怖い。「職を転々としている」などと言われるのが怖い。「すぐやめる人だ」と決めつけられるのが怖い。やめた後、働く場所がなくなったら怖い。

 

私は著者のようにビジネスを構築できないかも知れないが、だんだんパターンが見えてきた。

ロバート・キヨサキの『金持ち父さん、貧乏父さん』をベースに

②FIREなど早期退職、経済的自立系を読み、

③月10万円あれば生活できるミニマリスト的人生を実行し

ノマド・ライフ(本田直之氏)的なビジネススタイルを身に着ければよいのか。

でもそこに至るまでに10年かかるのだとしたら、耐えられないよ。10日でできる方法はないのかな?

下記、書籍はおすすめできます。

 

「経歴が台無しになってしまう」という不安に対して著者は、そんなことはないという。もしなぜ無職なのか?転職したのか?前職を辞めたのかと尋ねられたら、こう答えろという。

 

「私は人生で一回<エキゾチックで嫉妬を生むような体験>をするチャンスにめぐり合い、それを拒否できませんでした。私の結論はこうでした。<20年から40年>も続く仕事人生のために、何をそんなに急ぐのでしょうか?」(367頁。軽そうに見えて、めっちゃ分厚い本でしょ?エピソードが多いからだ。)

 

え!?でもまた面接に行って、働くの?そんな結末なの?

 

うげー。明日からまた仕事だ。俺のやりたいことリストに一行たりとも載ってないよ。

先送りの人生で、老後にやりたいこをするのは嫌だよ。大した年金もないし。俺には退職金は一銭もないし。

働いていても意味ないよ。昼休みにリンダリンダだよ。

また苦しい世界に沈みます。おやすみ。

 

その他

本書には随所に有名人の言葉が載っているのだが、74頁ではストア派の賢者・セネカの「私はこんなことを恐れていたのか」という言葉が紹介されていて、西洋社会の人生哲学にストア派が及ぼした影響をあらためて感じさせられた。

 

(乱暴に図式化すると西洋には二つの真理がある。ギリシアヘブライの二つである。ギリシアは論理の探求の先の真理。ヘブライは神様に打たれたように知らされる啓示による真理。ローマは真理というよりも実用的な文化として、思想的には一段低く見られがちであるが、政治体制や人生哲学にローマ時代のものが影響あたえている、という意味・理解だ。)

 

これはストア派の人生哲学の本だと思うが、未見である。できれば原書で楽しみたいと考えている。

は!?汎神論ですか・・・。令和4年4月6日(水)

は!?汎神論ですか・・・。令和4年4月6日(水)

最近のVRやメタの出現によって、新聞にデビッド・チャーマーズのインタビューが載っていたから、久しぶりに興味を持った。

 


自分は培養器の中の脳ではないのかというのは、永井均氏の『翔太と猫のインサイトの夏休み』の中で扱われているが、雑誌『現代思想』にチャーマーズ永井均が絡んだ話があるというので、大学図書館に行って読んできた。

(*購入代を節約するか、休日の時間を省くか悩んだが・・)

 


現代思想』2020年6月

「いま心を哲学する」

永井均氏へのインタビューは、ホワイトヘッド研究者の飯盛元章氏を聞き手として行われた。

心の哲学において、汎神論が「プチブーム」である。

・ストローソンの息子が火つけ役。

・物理主義は、精神を説明するにあたって、「創発」という「説明不能なジャンプ」によってする。

・それに対し近時の汎神論は、「創発」などというものの代わりに、「最初からあらゆる物質のなかに原初的な形態の精神が含まれていると見做すべきだ」と考える。

・汎神論のストローソン:「物質に含まれた原初的なミクロ精神みたいなものが結合して、マクロなレベルに至り、人間レベルの高度な精神ができあがる」という図式。
・でもそれはブロックの積み上げみたいのあもので心をモデル化していて飯盛氏からすると違和感がある。
・そこでそもそも「心とは」を問い、「心なんて一般的なもの」は見たことがないという点から出発し、物理主義と汎神論の議論の場の成立自体を問う永井均氏にインタビューするのである。
永井均氏は「汎神論で不思議なのは、物に心的な成分があるということがそもそも何を言っているのかが本当はよくわからない」ということから議論を始める。
以下議論が始まるのだが、まとめるのが難しくて・・・。3/26以降も全然まとまらない。「現代の聖人」も後半を書けていないし。

 

ホワイトヘッドって、比較的最近では田中裕氏の本や古いところでは山本誠作氏のものが出てたと思うが、読んだことはなかった。後者は京都学派と関わっていそうだが、あまり近づくことはなかった。

 

欧米の哲学で感心するのは、一見馬鹿にされそうなことでも堂々と議論する芯の強さだよね。哲学の大学院とかでは、研究室に先に入っただけの輩に平然とつぶされそうなテーマもがんばってやっている。

 

学士会館で行われたインタビューだが、永井氏の写真は、団塊の世代以降のシニア感が出ている。

 

いつまで俺はこんなインタビューを追っかけているのだろう。

永井均氏の『ウィトゲンシュタイン入門』を高校の時に読んで以来。

この先どこに行くのだろう?

おやすみ。Good Night.

 

 

 

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ギターの練習が間に合わないー「夢の旧作」令和4年4月3日(日)

 

よく見る夢がある。

高校の頃のバンド仲間と、バンドを再結成し、ライブに出ることになっていた。

でも、全然練習できていなかったという夢だ。この夢を何度も見る。

ハイスタンダードの「New Life」ぐらい、当時は簡単に弾けていたのだが、もはやうまく弾けない。友達とも連絡がうまく取れていない。

前日になっても全然弾けていない。みんなの前で恥をかきたくないのに、もう時間がない。そんな夢だ。

 

1つには、バンド仲間と疎遠になっていることが気がかりだから。

もう1つは、何をやってもうまくいっていない自分を意識して、こんな夢を見るのだろうか?みなさんはどうですか?

私はこんなことばかりで、心の休まる暇がない。

また明日から、しんどい仕事。

死にたくないが、死んでいる時間みたいなものだ。

でもそれがないと生きていけない。

どうしたらいいのか。

夜空を眺めてー令和4年3月27日(日)晴れ

夜空を眺めてー令和4年3月27日(日)晴れ

明日からまた仕事。

一度きりの人生で、自分は本当に何がしたいのか?

思索し、音楽を聴き、夜空を見上げて暮らしたい。

それに尽きる。

でも、お金も必要。

その狭間で生きている。

一度きりの人生で、本当にやりたいこと。

あくせくすることなく、悠々自適に暮らしたい。

でも、お金も必要。

笑顔で生きたい。幸せでありたい。

でもお金も必要。

生計を立てていくのがこんなに苦しいなんて。

シンプルに暮らしたい。でもモノも必要。

欲しいものがある。

何も持たずに暮らしたい。でも何も持たずには暮らせない。

健康保険も心配だ。やっぱり国保より、手厚い保障が欲しいよね。

年金も心配だ。やっぱり厚生年金も欲しいよね。

この先どうやって暮らしていけばいいのだろう。

お金も必要。でも仕事ではなく、印税で。

お願いします。印税で。

朝、食事を作り、ジムに行き、

読書して、世界のニュースを見て、投資して、

散歩して、音楽聴いて、ギター弾いて、夕食食べて、夜空見て、

天体観測して、おやすみ。

そんな生活が理想。

でもお金が必要。でも、職場で笑顔が奪われる。

一生こんなことが続くのか?

宇宙のこと考えて死にたいよ。

でも、生計立てて行かないといけないよ。

この先どうなって行くのだろう?

もう本当に疲れたよ。

人生終わりにする?

でもやりたいことがたくさんあるんだ。

世界旅行、宇宙旅行、天体観測。

だから死にたくない。

 

明日から仕事。笑顔が奪われる。

宇宙を眺める暮らしがしたい。

 

昼休みもリンダリンダ

ブルーハーツのベストアルバム買ったよ。

ストリーミングのギガ数を使うから、プレーヤーに移して聴くよ。

 

次はバンドスコア買って、少年の頃のように、BOOWYに憧れてた中学校の時のようにギター再開したい。

仕事より

ブルーハーツコピーバンドやりたいぜ。

昼休みもカフェでリンダリンダ

 

十代の時よりはまってる。
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リンダ リンダ リンダ リンダ リンダ

今の自分に怒髪天