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書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

英検1級は難しくないー令和元年12月1日(日)

英検1級は難しくないー令和元年12月1日(日)

 

英検1級に合格したのは4年ぐらい前の、ちょうどこの時期のテストだった。

 

その10年前ぐらいに準1級に合格して、その次のテストを記念受験したときは、難しくて無理だと思った。それから約10年特に英検用の勉強をし続けてきたわけではないのに、大学・大学院(修士課程)の原書読解経験などで、長文読解など鍛えられていた。

 

なんで突然(死にかかっていた人間が(笑))こんな話をするんだろうか?

 

昨日、母校の大学図書館に返却に行った際に、生協の書籍部に立ち寄ってみた。

もう12月だから、推薦などで大学進学が決まっている高校生が家族と一緒に来ていた。そのおばあちゃんみたいな人が「英検1級ってむずかしいんか?」「準1級の本みたら吐きそうになるな~」と、孫娘に話しかけていた。孫娘は「1級は難しい」と答えていた。

 

それは当然だろう。年齢的に英語の基礎体力が積み重なっていないから、特に単語力やそれが混ざった長文はさらに難しく感じるだろう。

 

実際、おっさんの私でも英検1級あたりの単語は難しいものがある。でも、時事週刊誌The Economistや読みかけの洋書で知っているものもあるし、思想や学術の用語に近い単語もあるから、消去法で選べるようになる。

 

エッセイは、ボロボロだったし、今もダメだと思う。1次試験はぎりぎり受かった。

1次試験の合格通知は、2次試験の1週間ぐらい前に来たと思うから、全然2次試験のために勉強していなかった。でも、20点ぐらい基準点を上回って合格していた。

 

スピーチの際に、時間オーバーしていたにもかかわらずにである。

(スピーチの時間オーバーというのは、不合格であると事前に何かで見ていたにもかかわらずである!)

 

自分の経験から言えることは、少なくとも2次のスピーチ試験に関しては、以下の形式で普段から物事を考えていれば、(試験担当者がそれを重視するタイプであれば)英検の「公式」本的な優等生的勉強をしなくても、十分合格するということだ。

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主張(テーゼ)

理由(主張を支える根拠の提示)

具体例(文化のちがいや多様性に気が付いているような例がgood)

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私の場合、テーマが「グローバライゼーション」だった。普段から、佐伯啓思氏らのグローバル化批判を読んでいたので、拙い英語ながら思っていることをちゃんと論じた点に評価がもらえて、しっかり合格したのだと思う。

 

ここから言えることは、英検1級は、たしかに単語やエッセイ(英作文)は難しいが、

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主張(テーゼ)

理由(主張を支える根拠の提示)

具体例

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を普段から考察できる人であるならば、そしてそれを英語で表現することが(ある程度まで)できる人ならば、合格する可能性が十分にある試験だと思うのである。

 

その実例が私なのである。

英検関連の過去記事をピックアップしておいたので、併せて参照していただければ幸いです。

 

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