Lil Peepの"Awful Thing"
Lil Peepについて知ったのは、タワーレコードでのことだ。きかっけは、そういうものだったが、自分なりに内面化していると信じているので書いてみたい。
Lil Peepは、XXXTentacionとともに「エモラップ」などと呼ばれる。
内面的な葛藤を歌っているからだろう。このうち、Lil Peepの方は、NIRVANAのカート・コバーンの再来のような存在だ。
そういうと聴いてみたくなった方もいるだろうが、もう二人とも亡くなっている。しかも20歳前後でだ。
Awful Thing 吐きそうなこと
Lil Peepの感受性が一瞬で分かるPV。余韻が強すぎる彼のことが描かれている。醜い現実は彼の身体を食い破る。目の前のことを神々しく、神聖に受け止めすぎる彼。女性に感じた神聖さ、神々しさ。現実に打ちのめされ、不安症状とたたかいながら、オーバードーズで消えていった。救いのないこの世界から。
Life is Beautiful 人生は素敵
人生は美しいと言う。でも、彼の思うような救済は訪れない。神々しさは、醜い現実に打ち破られる。
Suicide 自殺
救済のない世界を生きている。
我々も救いのない人生を生きている。神々しさを求めて。