英文採取ー THE ECONOMIST, JULY 20TH-26TH 2019より
先週、久しぶりにイギリスの時事週刊誌「ジ・エコノミスト」を購入。世界情勢、特に日韓の経済関係を、どのように論じているのか気になっていた。どの道、今回日本政府の取った措置について好意的な見解ではないだろう。まあ、期待はしていません。
THE ECONOMISTの記事は、どのような論調か。採取したい英語表現はあるか、チェックしていきます。何回か分けて、記事にする予定です。
英語表現として使えるものは、英語の試験などの参考にしていただきたい。
まず採取したい英語表現から。
Bunyan "Chemidal corrosion ~Relations between Japan and South Korea are fraying alarmingly"(p.22)という記事より。
・英文
・私の翻訳(以下、「拙訳」)
・コメント
という順番に掲載します。
In first half of the 20th century Japan was Korea's colonial overlord.
(拙訳)「20世紀の初頭から半世紀、日本は朝鮮の宗主国であった。」
(google翻訳)「20世紀前半、日本は朝鮮の植民地支配者でした。」
*google翻訳の方がうまいな。
Imperial Japan brought not only economic modernization, but also brutal dominon, especially during the years of total war in the Pacific between 1937 and 1945.
(拙訳):「大日本帝国は経済の近代化をもたらしたのみならず、過酷な支配をももたらした。特に1937年から1945年までの太平洋における総力戦の間はそうだったのである。」
(google翻訳):「帝国日本は経済の近代化だけでなく、特に1937年から1945年の間の太平洋戦争の間、残酷な支配権をもたらしました。」
*not only ~, but also~の構文で読める。こちらから言うと、過酷な支配のみならず、経済の近代化のことにも触れているので、この箇所はバランスが取れていると言えよう。google翻訳はtotal war in the Pacificを「太平洋戦争」と訳しているが、total warの意味が出ていない。逆に拙訳は直訳くさい。また、dominionは「支配権」なのだろうが、この文では支配そのもののことを指していると思ったので、こう訳した。
brutalというのは「残忍な」とか「過酷な」などという意味である。私はこの単語をハードコア・バンドBrutal Truthを聴いていたので、知っていた。あんまりいい映像が出ていなかったが、例えばこんな曲のバンドである。2つ目の映像の方がよいだろう。
Lock Up - Birth of Ignorance (Brutal Truth Cover)@Chile 2
Brutal Truth - Collateral Damage
BRUTAL TRUTH birth of ignorance demo
単語帳だけで覚えるのではなく、音楽で英語を覚えれば、しんどくない。
こんな感じで進めて行きます。