Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

TOEIC SWテスト 初受験 -平成30年8月5日(日)

TOEIC SWテスト 初受験

 

受験動機

今年の目標の1つに、TOEIC SWテストの受験を挙げていた。無目的に4技能全部向上させたかったということもあるが、英語に関係する仕事をしたいという希望を持っていたからでもあった。自分から発信するスピーキングとライティングは、リーディングやリスニング(これも話し方によっては難しいが・・)よりも、日本で生まれ育った人間にとって難しいと思う。私もその例外ではない。でも難しいからこそ需要がある。そう思って、1万円ちょっとするこの試験の受験を決意した。

 

 

会場

大学などが試験会場となるLRテストと異なり、オフィス・ビルの一角の古びた一室。ロッカーも「貴重品を入れておいて大丈夫かな?」と不安になるほど、古そうな品物。受験前にモチベーションが下がる会場。

 

20名ぐらいが受験しにきていた。見たところ、20~30代の若者が中心。女性の方が多かった。なぜか全員が帰国子女に見えてきた(笑)。

 

それは冗談にしても、ここに来ている人は、おおむねLRテストの成績が上位の人たちだと思う。そう考えると、この古びた会場も、悪くはないと思えて来た。

 

 

準備

誓約書

まず試験の注意事項と、試験内容を公開しないという誓約書を書かされる。

この誓約書は必要なのだろうか。どこまでが非公開でないといけないのだろうか。

 

写真撮影

SWテストには受験票がない。だから、事前に写真を貼っていく必要はないのだが、受付のWebカメラみたいなもので撮影される。提出する必要がある人は、上半身だけでも身だしなみを整えていく必要があるだろう。

 

試験開始

入室後、それぞれのタイミングで、試験開始。

テストは紙ベースではなく、PC上で解いていく。エクセルなどMOSの試験やITパスポートの試験と同じだ。

 

テストについて

上記のとおり、具体的な問題内容については書くことができないのだが、形式は公式ガイドブックの通りである。

問題の難易度としては、聴き取りや文書読解の分量などを比較するとLR試験の方が難しいかも知れない(技能が異なるので比較しにくいのだが・・)。

 

スピーキング(20分)

ヘッドセットをつける。

時間は十分。

問題の指示も難しくない。

 想像力を働かせないと対応できない問題がある。

しかも英語で表現できないといけない。その点が難しい。

 あとはおおむね大丈夫。 

ライティング(60分)

時間は十分。

問題の指示も大して難しくない。

想像力と英作文力さえあれば、大した準備もなくいける部分もある。

だが、エッセイ問題は、300字以上の字数を書かないといけないところ、250字ぐらいしか書けなかった。問題に対する普段からの考察不足と英語での表現力不足としか言いようがない。

とはいえ、問題自体はしょうもないものであり、私の人生にとって大した意味もないので、まあいいや。

 

全体の感想

何点取れているのか分からないから、偉そうなことは書けないのだが、問題自体は難しくなく、英語で表現することが難しかった。

LRテストのように長い時間拘束されるものではなく、サクサクと進んで行くタイプの試験で、「高いお金払ってもう終了?」と感じるぐらいだ。それだけに、瞬発力というか、相手に対する即時対応力みたいなものが求められる試験だと感じた。

 

普段仕事で英語を使い慣れていない人にとっては難しいタイプの試験だと思う。

 

具体的な試験内容が書けなかったので、上の記事はちっとも参考にならなかったかも知れないが、その代わり公式ガイドを読んでおけば、試験の形式はおおむね把握できると思う。公式HPに掲載されている出版物は2つあるが、私が使ったのはTOEIC スピーキング/ライティング 公式ガイド 新装版』の方。こちらは問題形式や採点基準を知るのに適しているが、多数の問題を詳しい解説とともに解いていく問題集ではない。どのような観点から採点されるのかが、詳しく載っている点に特徴がある本と言えよう。

 

 

TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド

TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド

 

 

 

おわりに

先週はTOEIC LRテストを受験。試験勉強と2週連続の試験でストレスがたまり、試験終了後、スパゲッティとイカ焼きとラーメン(替え玉×1)を食べてしまった。こんな生活の中で、自己の向上を期待して、自発的に負荷をかけたのだから、これぐらい許して欲しい。

 

もうすぐお盆で、今年の前半戦は終わる。秋の基本情報技術者試験(FE)まで、もうしばらくあるから、本をいくつか購入した。

 

本日購入した本

呉智英『日本衆愚社会』(小学館新書、2018年)

*今月出版された本。週刊誌に書いていたコラムが多いようだが、久しぶりにタイムリーに購入した。

 

佐伯啓思『さらば、民主主義』(朝日新聞出版、2017年)

*講演会前に図書館で借りて少し読んだが、考えたい問題があったので、購入。

 

外山恒一『良いテロリストのための教科書』(青林堂、2017年)

*出たときに買おうかと思っていたが、お金と時間など諸々の事情で、やっと購入。20年ぐらい前に『注目すべき人物』を読んで以来、たまにその著作を購入して読んできた。頭の良さは大学院とは関係がないということの生きた見本。

 

植村和秀『折口信夫』(中央公論新社、2017年)

*これも昨年の本。出たときに買おうかと思ったが、上と同じ事情で本日購入。呉智英氏⇒白川静氏⇒折口信夫氏とやっとつながってきたところで、購入。「折口の思想をナショナリズムとの関係性から読み解き、真の保守主義とは何かを問う」と見返し(カバーの裏のところ)に書いてあるが、「真の保守」かどうかが重要なのかなー?そのような問題設定にしないといけないのかなー。まあ、興味関心、切り口はその人が決めればいいのだけれども・・。でも『「日本」への問いをめぐる闘争』も面白かったから期待しています。

 

Veronique Mottier, "SEXUALITY" Oxford, 2008.

*Very Short Intoroductionの1冊。少し見ておこうと思って購入。

 

野口悠紀雄『入門 ビットコインブロックチェーン』(PHP、2018年)

*これもやっと購入。時間がかかった。今の生活では、このペースが限界。毎日研究できる人がうらやましい。いろいろな本があるから迷ったが、薄い本から読んで、分からないことを、問いとともに探求するように読み進めていけば、ただ漫然と読み流す危険性が低くなると思い、まずこの本から。

 

その他、モレスキンのノートが欲しかったが、高いのと処分するときに困ると思い、購入を断念。代わりに合皮のノートカバーを購入し、それにノートを差し替えていく方式を採ることにした。そうして書きためたことをブログに書いていくのである。

 

 

頑張っているのだが、前に進むことがなくなった人生。光明を失った人生をあと何年、生きていくのだろう。

 

もうすぐお盆です(休みはないですが・・・)。合掌