日経2018年7月28日(金)の夕刊3面総合欄に仮想通貨関係で勉強になる記事あり。
アメリカでの出来事。
米仮想通貨交換事業者大手のジェミニ(https://gemini.com/)が申請していた「ビットコインETF」(ごめん。仕組みは分かりません。)の認可を米証券取引委員会が拒否したとのこと。拒否はこれで2度目となるということ。
その理由は、①価格操作・詐欺などの不正防止策の不十分さ、②投資家保護の不十分さであるという。
大事な点は、次の部分である。
「ビットコインETFが上場承認されるとの思惑からビットコイン価格は25日に約2カ月ぶりの水準となる8400ドル台まで上昇していたが、今回の発表を受けて7800ドル台まで下落した」。
仮想通貨の価格は、すべて予測がつかないのではなく、今回のような出来事があれば、上昇または下落しそうだと分かることがあるのではないのか。
記事によると、「ビットコインETF」は、「米インターコンチネンタル取引所参加のNYSEアーカなど複数の取引所が上場申請している」という。
CRYPTO TIMES [クリプトタイムズ] | 仮想通貨を末端から最先端まで楽しむメディアなど複数のメディアにも記事が載っている。
こちらは海外のサイト「コインデスク」2018年7月26日の記事。
www.coindesk.com
SECがまたもやウィンクルヴォス兄弟のビットコインETFを上場することを拒んだという一文から始まる。
この動きは、1年以上前に、SECがBZX取引をするBatsからのルール変更のリクエストを拒んだ後から始まったという。そのリクエストは、ビットコインに結び付けられた投資手段の道を整備するというものだった。
とはいえ、担当者は、今回(BZXの方?)の決定が、仮想通貨やブロックチェーン一般に及ぶものではなく、将来的にはこのようなタイプの商品が認められる可能性はある
とは言っている。
そして、日経の記事と同じような内容がある、
「今回の決定はビットコインの価格に影響を与えた。コインデスクのビットコイン・価格インデックス(BPI)によると、ビットコインの価格は8300ドル台だったのが決定のあと7973.81ドルに下がった」。
よく分からなかった部分もあるが、価格については同じようなことを言っている。