Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。日本でのアニマルウェルフェアの推進に賛成します。

キャッシュレス化ー日経(2018年5月1日)

2018年6月4日追加

 

日経2018年6月4日(月)・25面特集Biz Frontier「多様化する決済手段

スマートフォンスマホ)を基盤とした多様な決済方式が広がっている」「脱現金化は世界の流れ」だという。

(下3分の2ぐらいがNTTファイナンスの広告だが、この記事はNTTファイナンスの宣伝ページなのかな???)

 

私はいまだにスマホを持っていない。また大学に入って金融関係の法律科目に出席していた2008年ごろは、「ヨドバシカメラなどのポイントが政府にコントロールできない貨幣」みたいになっていると考えられていた。つまり、キャッシュレス決済が進んでいなかったと記憶している。

 

ところがいまや無人店舗の関係でキャッシュレス決済がカギとなってきているという。それはインバウンド(日本人が外国へ出かけていくのとは逆に外国人が日本に来る現象のこと)にも関係があり、技術革新の関係でもある。

 

利用者側のメリット:

・安全に配慮しつつ現金を持ち歩く必要がなくなる。

 

店側のメリット:

・レジにおける現金管理の時間・コストの軽減

クレジットカードや電子マネーだと、「伝票処理が不要で、スタッフの作業負担た現金取り扱いのミスへの不安を払拭」できるという。

・消費の喚起

・データの活用

・人手不足の解消

 

良いのか悪いのか知らないが、我が国のキャッシュレス決済は進んでいないらしい。

セキュリティも大事とのこと。

 

無人店舗化がこれからも進んでいくだろう。

日経ヴェリタス(2018.6.3)も1面と16面で「無人レジ」を特集していた。

1面の右下には「無人コンビニ まるで自販機」と書いてあるが、自販機とプリペイドカードの組み合わせぐらいだったら、日本にも昔からあったのだが、自販機というレベルではなく、1つのコンビニの店舗全体が無人化するというのが近未来の風景なのか。いいことなのか、悪いことなのか、わかりません。

 

 

 

 

 

 

GW後半の5月1日。

 

日経の1面。「生産性考」という記事。

会社ではなく、自宅で働く人の紹介や、「会社」という枠を崩し、外部委託する話、通勤時間の無駄などが書かれている。

 

いずれにしても「生産性」の向上が課題となっている。

 

 

レストランなどのサービス業で人手不足の解決策として、人数を少なくしても店舗運営できるようにするには、タブレット端末での注文や、カードリーダーでの決済を導入をしているという。

 

その際にポイントとなるのが、キャッシュレス化、つまり現金決済しないことである。

 

たしかに、大学の生協食堂でIC化が進んだときに大学生であったが、レジがスムーズになった。本当に。

 

待っている客にも良かったし、レジのおばちゃんにとっても楽になっただろう。

 

記事ではそのあと、「日本の現金志向が世界でも際立」っていると指摘し、それは欧米の2倍以上であるという。そして、技術の進歩により、会社やお金という「常識」が変わると結んでいる。

 

会社という「常識」はこれまでだって、少数ながらとらわれなかった者もいる。だが、お金に関しては本当に変化している。「会社」で働かなくても、お金はいる。

 

キャッシュレスに対応していかないと、これから生きていくことすら難しくなるだろう。まあ「常識」が変わるといっても、形を変えて、「お金」に固執していることには変わりがないのだけれども・・・。

 

 

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