失われた光明 (詞 Jing-Ring)
膨大な時間をムダにした罪を、いま背負っている。
大事な人を喪い、お気に入りのモノも維持できず、
ただゾンビのように生きて行く日々。
生きているから、働かされる。
働くために生きているわけではないのに。
膨大な時を鈍感に生きてきた罪を、いま背負わされている。
息継ぎもできず 窒息するだけ
膨大なやさしさを無にしてきた罪を いま背負わされて生きている。
俺が悪いのか。若い時には、分かりはしなかったよ。
もう遅いんだ。責めないでくれ。
俺が悪いのか。もう遅い。責めないでくれ。
俺は春の光の中で窒息する。永久に痙攣をおこす。
十代のあの暗がりから、やっと出てきたと思ったら、
三十代でも苦しいだけ 永久に痙攣をおこすだけ
十代の暗がりから、やっと這い出してきたのに、
俺はいまも這いつくばっているだけ。
あの暗闇から、やっと出てきたばっかりなのに、
もう光は過ぎ去っていく。
光は俺用にはできてない。
名前を聞いたことがあるだけだ。
かするふりをしやがった。
救済なんてどこにもない。
苦しいだけの人生だ。
もう俺を責めないでくれ。あの暗がりから、やっと這い出してきたばかりだったのに。