購入動機
働いている人にとって、家事に割かれる時間は悩ましい問題です。
私は料理、掃除を含め家事は好きですが、シフト制の仕事、家事、自分の時間、
家族の時間(私の場合は育児ではない)のやりくりは大変です。
そこで子育てをしながら、仕事を続けてきた勝間氏のやり方を参考にしたいと思い、「時短」「体がつかれなくなる」というセールスポイントが書いてあった本書を購入してみました。元気になって、人生でやり残したことをしなければ!もっとやりたいことがある!
内容
タイトルの「ロジカル」というのは物事の仕組みや原則を意味する。
家事の「ロジック」を見抜き、これまでの仕事で培ったきて思考法により、家事ストレスを減らそうとするのである。
本書の2本柱
①最新家電を導入して家事をAI化する。
②「不便」「めんどう」を放置しない。
感想(とりあえず第2章まで)
・家事代行を頼んでも汚部屋になったという点は、おかしかった(笑)。
・ヘルシオなどの調理家電に興味を持った。ただし、家電を購入する資金がないと、なかなかまねできない。→そして今日では、私も含めてそのような人が多いと思う。
・「よく買う・買わない野菜・肉・魚介類」の表(71~72頁)は、理由がおもしろいが、食材の「旬」についての目配りがない。
・勝間氏が「調味料はいいものを5つだけ」(114頁)と言って、調味料を大事にしている点には賛成だ。私はマクロビオティック(初級)を習ったときに、塩・しょうゆ・みそ・油などの調味料を教えてもらった製品や、自分で調べたものに変えて体の調子が良くなったと感じた。その観点から言うと、勝間氏が115頁で挙げているものよりも、しょうゆに関しては大豆、食塩、小麦のみで造っている天然醸造のものがよいと考えている。
・洗濯について。小物類を平干しネットにまいてそのままとりこむやり方や、ハンガーで吊るし干し、そのままクローゼット(145頁~)に入れるという発想は、使えると思った。
家事が好きだけど、仕事との両立に悩んでいる方には、自分の家事を見直すきっかけとして、本書はおすすめできます。
追記(平成30年9月30日)
一通り読んだら処分しようと思っていましたが、まだ置いていたので、その後まとめた部分と私の感想などを書きます。
第1章 「時短ルール5 時短キッチンツールを活用する」
・キッチンバサミも包丁の一種、と書いてあったので、特に肉を切るときのために、キッチンバサミを購入した。これによって、簡単に肉が切れるようになったと同時に、まな板を使わなくても切れるから、肉を切った後にまな板の殺菌をする手間がなくなった。
第5章 ロジカルファッション編
「消耗品の靴は1万円以下で買う」(232頁)
・3か月を目安に、靴を交換するとのこと。そのために、あまり高い靴を買わないこと。捨てるのに躊躇するからとのこと。
・私は、これまで仕事上歩くことが多かったので、靴下も消耗品と考えています。