Book Zazen

書評を中心に自分の好きなことを詰め込んだブログ、光明を失った人生について書き残しておきます。

日本の思想

美人がつまらぬ男を愛する理由及び破れた初恋ー三島由紀夫『新恋愛講座』よりー令和元年11月11日(月)

美人がつまらぬ男を愛する理由及び破れた初恋ーー三島由紀夫『新恋愛講座』よりー令和元年11月11日(月) 「皆に愛されていることになれた美しい女が、つまらない男をむちゃくちゃに愛してしまうような場合がよくあるのは、ただ愛されているだけで、世界があ…

Free Style Philosophy 1:ハードコアバンドPALMー令和元年10月14日(月)くもり

Free Style Philosophy 1:ハードコアバンドPALMー令和元年10月14日(月)くもり(旧タイトル:最近のヘビーローテーション) *まだPALMの名前を出すほど詳しく知っているわけではないから、準備不足は否めないが、明日から忙しくなるので、不完全でも書き残…

救済を求めてー令和元年10月12日(土)台風

救済を求めてー令和元年10月12日(土)台風 「肉体人間は、この未完成の地球世界に住んでいるのですから、どうしても汚れがちです。大勢の想いの流れが、自己本位であり、自国家本位なのですし、そうしなければ生きにくいことの多い世界です。こんな世界にい…

散歩ー太陽と鉄ー令和元年9月16日(月)晴れ

散歩ー太陽と鉄ー令和元年9月16日(月)晴れ 木洩れ日~夏が終わり、秋が訪れる 久しぶりに公園を散歩した。以前は、よく散歩した。 でもジムに通うようになってから、ほとんど散歩していない。 木洩れ日を見て 夏が終わるのはたしかに悲しい 全盛期が過ぎた…

ゴールドジム初心者トレーニング説明会ー令和元年9月14日(土)晴れ

ゴールドジム初心者トレーニング説明会ー令和元年9月14日(土)晴れ ゴールドジム初心者トレーニング説明会ー令和元年9月14日(土)晴れ <入会動機> <メニュー> <本日購入したモノ> CD ALICE IN CHAINS "THE DEVIL PUT DINOSAURS HERE" 2013 本 谷口雅…

幡掛正浩氏『食国天下のまつりこと』(同朋社、昭和55年)

幡掛正浩氏『食国天下のまつりこと』(同朋社、昭和55年) 「食国天下」は、「をすくにあめのした」と読む。 幡掛正浩氏は、伊勢神宮の大正二年、福岡県遠賀郡島郷村大字蜑住の戸明神社社家に生まれた人物で、京都帝国大学文学部哲学科を卒業し、いくつかの職…

保田と折口ー幡掛正浩氏「わが呻吟語」ー令和元年8月31日(土)

保田と折口ー幡掛正浩氏「わが呻吟語」ー令和元年8月31日(土)晴れ 保田と折口ー幡掛正浩氏「わが呻吟語」ー令和元年8月31日(土)晴れ 幡掛正浩氏「わが呻吟語」 神道と京都学派の接点という題で、幡掛正浩氏について書いてから、氏のことが気になってきた…

神道と京都学派の接点ー西谷啓治全集の月報について

神道と京都学派の接点ー西谷啓治全集の月報についてー令和元年8月19日(月)くもりのち雨 須磨で始まった夏休み。コパトーン塗りまくりの夏休み。CYBER JAPANの「スキスキスー」を聴きまくりの夏休み。最後に真面目なことを記しておきたい。 西田幾多郎及び…

「戦後民主主義の申し子」としての田中角栄ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』その3

「戦後民主主義の申し子」としての田中角栄ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、2016年) その3 「戦後民主主義の申し子」としての田中角栄ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋…

旧長岡藩士の末裔としての山本五十六ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、2016年) その2

旧長岡藩士の末裔としての山本五十六ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、2016年) その2 旧長岡藩士の末裔としての山本五十六ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、…

洋学ということー令和元年8月11日(日)晴れ

「洋学というものは、筋道を正しく学ぶときは非常に有益な学問であるが、万一その取扱いをいい加減にすれば、逆に極めて大きな害を及ぼす結果になりかねない」(伴五十嗣郎訳注『啓発録』講談社学術文庫568、1982年、155頁-156頁) 安政の大獄で処刑された幕…

中野剛志氏・柴山佳太氏著『グローバリズムーその先の悲劇に備えよ』(集英社新書0886、2017年)

中野剛志氏・柴山佳太氏著『グローバリズムーその先の悲劇に備えよ』(集英社新書0886、2017年) イギリスのEU離脱、フランス大統領選でのマリー・ルペンの躍進、トランプ現象などを受けて1年以上前に購入した。 読者の参考になると思う個所は、たくさんあ…

「大人」そのものだった早坂茂三氏ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、2016年) その1

「大人」そのものだった早坂茂三氏ー早坂茂三氏『田中角栄と河井継之助、山本五十六-怨念の系譜』(東洋経済新報社、2016年) その1 「敗戦の二年後、政治家となった田中角栄は、無名時代の十年間に住宅問題や道路整備、電源開発を柱にした二十五件の議員…

神・国・家族ー映画『アメリカン・スナイパー』を観てー令和元年7月27(土)

神・国・家族ー映画『アメリカン・スナイパー』を観てー令和元年7月27(土)God, Family and Country, After "American Sniper". 神・国・家族ー映画『アメリカン・スナイパー』を観てー令和元年7月27(土)God, Family and Country, After "American Sniper…

志と努力が足りなかったのかー西部邁氏『大衆への反逆』を再読して 令和元年7月20日(土)

志と努力が足りなかったのかー西部邁氏『大衆への反逆』を再読して 令和元年7月20日(土) 「厄年になっての徹夜はつらい。まして朝になっても昼になっても眠れぬのは本当につらい。仮眠をとるべく神田のビジネス・ホテルに向かった。ところが催眠の足しに…

維新道楽紀行 萩 その1ー令和元年7月12日(金)くもり My journey to Meiji Restration DAY1.

維新道楽紀行 萩 その1ー令和元年7月12日(金)くもり 維新道楽紀行 萩 その1ー令和元年7月12日(金)くもり <ミッション> 1.新大阪 2.新山口駅到着 3.東萩駅到着 「萩循環まぁーるバス」の乗車券はマスト 4.松陰神社 5.松下村塾 6.萩八景遊覧船 7.堀内…

心の法則ー令和元年7月6日(土)くもり時々晴れ

心の法則ー令和元年7月6日(土)くもり 「神は決してある人のみを愛し給うが故にその人のみ幸福を与え他の人には不幸を与えるという依怙贔屓な存在ではないのである」(谷口雅春氏『青年の書』日本教文社、昭和39年、166頁) 「吾々が心に苦痛を感ずるのは自…

最近買った本からー令和元年7月6日(土)くもり

最近買った本からー令和元年7月6日(土)くもり Norman Podhoretz"MAKING IT", Nishibe Susumu"Revolt against Mass" book. いまジョージ・ナッシュの『1945年以降のアメリカにおける保守思想運動』を主として電車の中で読んでいるから、その中にハイエク、…

日本にもあったという際の方法論についてー『ケインズに先駆けた日本人ー山田方谷』ー令和元年6月14日(金)くもり

『ケインズに先駆けた日本人ー山田方谷』ー令和元年6月14日(金)くもり 「英国のケインズが「雇用・利子および貨幣の一般理論」を上梓した一九三六年にさかのぼることほぼ一世紀前、ケインズの不況対策の独創理論は、別人によってすでに完成していた。のみ…

夢の残骸4 特殊講義・アジア主義ー令和元年6月14日(金)くもり

夢の残骸4 特殊講義・アジア主義ー令和元年6月14日(金)くもり 大学時代、授業の枠内で面白かったものと言えば、アジア主義の特殊講義だった。変わった先生が担当していて、そのキャラも面白かった。 大学・大学院時代の講義ノートや資料はほとんど捨てて…

窒息ー苛立つ人に苛立つー永井均氏『<魂>に対する態度』(勁草書房、1991年)ー令和元年6月12日(水)

窒息ー苛立つ人に苛立つー永井均氏『<魂>に対する態度』(勁草書房、1991年)ー令和元年6月12日(水) 「真なる言説と善なる言説は必然的に一致するという、プラトニズムからその大衆版としてのキリスト教をへて現代のフランクフルト学派にまで通じる「敬…

最近気になる人ー映画監督・演出家・押井守氏ー令和元年6月9日(日)

最近気になる人ー映画監督・演出家・押井守氏ー令和元年6月9日(日) 「私はナショナリストでも右翼でもないけれども、自分のアイデンティティに「日本」が入りこんでいることも感じています」(『Voice』平成30年9月号、132頁) 昨年の論壇誌の記事で恐縮で…

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木)

迷いに迷いを重ねてー山田準『言志録講話ー付・王陽明物語』ー令和元年6月6日(木) 昨晩、今年の修学旅行のプランを固めて、今朝は少し早起きして、出勤前の15分、KALDIで購入したココア入りコーヒーにサトウキビの砂糖を入れたものを飲みながら書いていま…

KALDI & C言語10回目 令和元年6月1日(土)晴れ

KALDI & C言語10回目 令和元年6月1日(土)晴れ KALDI & C言語10回目 令和元年6月1日(土)晴れ C言語10回目 KALDI <本日購入した本> C言語10回目 C言語10回目。最初は、組み込み技術者の初心者ぐらいになれるのかと思っていたが、とてもそんなレベルに…

津田出のことー令和元年5月29日(水)晴れ

津田出のことー令和元年5月29日(水)晴れ 岡崎久彦・北岡伸一・坂本多加雄氏らの鼎談『日本人の歴史観ー黒船来航から集団的自衛権まで』(文春新書1043、2015年)を読んでいたら、代表的な新英米派の外交官・岡崎久彦氏が自分を反薩長史観の持ち主であると…

夢の残骸ーカール・シュミットの翻訳者ー令和元年5月24日(金)晴れ

夢の残骸ーカール・シュミットの翻訳者ー令和元年5月24日(金)晴れ 大学を卒業してから10年ぐらいしか経っていないが、ずいぶん遠くのことのように思う。20代後半で入った大学。夢を膨らましていた。大学時代を思い出すことは楽しい。だって、自分の好きな…

大石久和・藤井聡編『歴史の謎はインフラで解けるー教養としての土木学』(産経新聞出版、平成30年)

大石久和・藤井聡編『歴史の謎はインフラで解けるー教養としての土木学』(産経新聞出版、平成30年) 中国の古典『淮南子』(えなんじ)に土木の本義を確認し、ローマの歴史からインフラ(「インフラストラクチャー」の略で、経済活動の基礎となる道路、鉄道…

松浦光修氏による西田幾多郎の援用についてー平成31年4月7日(日)晴れ

松浦光修氏による西田幾多郎の援用についてー平成31年4月7日(日)晴れ 松浦光修氏による西田幾多郎の援用についてー平成31年4月7日(日)晴れ 1.問題提起 2.西田幾多郎の政治的立場 *追記(令和元年5月1日) 閑話休題:友人よりの意見 3.西田幾多郎よりも…

大森曹玄翁の大河 六 ミシェル・フーコーとの問答

大森曹玄翁の大河 六 ミシェル・フーコーとの問答 大森曹玄翁の大河 六 ミシェル・フーコーとの問答 「フーコー博士との問答」 大森曹玄翁の『禅の発想』(講談社現代新書、昭和五十八年) 追記:平成31年3月24日(日) 「M・フーコーと禅」( 『ミシェル…

松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社)

松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) 松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) 松浦光修氏のこと 松浦光修氏『明治維新という大業』(平成三十年、明成社) はじめに 第一章 「維新の大業」を消そうとしているのは誰か…